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ブックマーク / kousyou.cc (7)

  • 「武術『奥義』の科学 最強の身体技法」吉福康郎 著 | Kousyoublog

    一般的なスポーツと違い、どうしても精神論に傾きがちな各種武術――主に、合気道、柔道、八極拳や太極拳などの拳法、居合や剣道などの剣術が中心――の身体の動き、特に奥義と呼ばれるような信じがたい動きについて、バイオメカニクス――身体運動を力学・解剖学・生理学から研究する学問――的に分析してわかりやすく解説した一冊。 武術「奥義」の科学 最強の身体技法 (ブルーバックス)[Kindle版] posted with ヨメレバ 吉福康郎 講談社 2013-11-08 Kindle Amazon[書籍版] 武術を習得するとは、「体の使い方を質的に変える」(P15)ということだという。これを、「筋骨格構造に基いた身体の合理的な動きの観点から解明」(P15)しようという試みがなされている。人体の構造からはじまり、筋肉と骨格とがもたらす様々な力学的運動の解説は人体の不思議入門・力学入門といった雰囲気があって

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    yuiseki 2016/05/13
  • アメリカ合衆国議会は私掠船免状を発行できる | Kousyoublog

    アメリカ合衆国議会は私掠船免状を発行できる、という豆知識を最近得た。アメリカ合衆国憲法にも以下の通り定められている。 アメリカ合衆国憲法第一章第八条第十一項 戦争を宣言し、船舶捕獲免許状を授与し、陸上および海上における捕獲に関する規則を設ける権限。 私船による海上での暴力行為である海賊行為とは、国連海洋法条約第百一条によれば「私有の船舶又は航空機の乗組員又は旅客が私的目的のために行うすべての不法な暴力行為、抑留又は略奪行為」と定義されている。しかし、歴史的に、国家の認可を受けて海賊行為を行う「私掠船」が歴史上多く見られてきた。しかし、十九世紀も半ばになると国家は私掠船に頼ることはなくむしろ彼らは安全な航行の障害となったから、1856年パリ宣言によって私掠行為の禁止が国際法として定められることになる。しかし、これに異を唱えたのが当時海軍力に劣るアメリカで、かねてから陸海軍に民兵を活用してい

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    yuiseki 2014/10/18
  • 「技術」の可能性と限界 | Kousyoublog

    欧州軍事技術史の名著として名高いバート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」から 『技術は人間に関することではいつも複雑な役割を演じる。私たちは技術を、物質世界の姿形をきめ、以前は不可能だった人間の行動を可能にする――言いかえると、能力と力を与える――ものとみることになれている。私たちは、技術はまた、何ができるかに限界をおくということになかなか思い至らない。技術はこれ以上行動を組織することも企てることもできないといういわば天井を表すのである。だから完全な技術史は、新しい可能性を確立した変化だけでなく、完成した技術的「システム」あるいは集合体が、それを使う人々に否応なく課した制限をも記述しなければならない。 「制限というとき私は、ある時代の技術はもっと後世の技術ほど速くもなく、強力でなく、融通性も少ないかもしれないというわかりきった(そしてたいていは取るに足りない)事実を指しているの

  • 「記憶をコントロールする――分子脳科学の挑戦」井ノ口 馨 著 | Kousyoublog

    記憶のメカニズムについて簡潔にまとまった脳科学者による入門。超わかりやすく手堅い内容で120ページほどの分量と読みやすい、おすすめの一冊です。 記憶をコントロールする――分子脳科学の挑戦 (岩波科学ライブラリー) posted with amazlet at 14.04.17 井ノ口 馨 岩波書店 売り上げランキング: 46,030 Amazon.co.jpで詳細を見る タイトルの「記憶のコントロール」からもしかするとライフハック的な「記憶をコントロールする〇個の方法」みたいな何かを期待するかもしれないけれど、マウスに音を聞かせると同時に電気ショックを与えたら恐怖の記憶を覚えている、とか、側頭葉に電流を流したら被験者の記憶がよみがえったとかそういう脳科学の研究上、記憶のコントロールが可能となってきた事例のこと。 書で紹介されているカリフォルニア大学サンディエゴ校ラリー・スクワイア教授の

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  • 「ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する」坂本 真士 著 | Kousyoublog

    人には感情がある。喜怒哀楽、さまざまな「感情」は単独で経験されるわけではなく、『ある出来事に遭遇し、その出来事を解釈して何らかの意味を付与』(P6)=「認知」した結果、感情は経験され、それは「身体」にも反応が現れ、「行動」がとられることになる。この「感情」「認知」「身体」「行動」の四つは相互に働きを強めあう相互増強作用を持っている。不安、怒り、憂などの感情は「身体」や「行動」にも影響を与え、相互に強めあいながら、「うつ症状」や「うつ病」として現れることがある。 『書では、うつという感情を発生させる心の働き(認知)を「ネガティブ・マインド」と名付け、その仕組みを認知心理学や社会心理学の知見をもとに明らかにしていく。』(「はじめに」より) ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する (中公新書) posted with amazlet at 14.03.31 坂 真士 中央公

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  • ロシアと旧ソ連地域・周辺諸国との外交関係図 | Kousyoublog

    ロシアと旧ソ連地域・周辺諸国との単純化した関係図を作成しましたのでご参考ください。一応、「現代ロシアを知るための60章【第2版】」P278の図をベースに、上海協力機構、東方パートナーシップ、GUAMを加え、縦列でCIS諸国を東欧、南コーカサス、中央アジア、バルト三国に分けるなど改変加えています。以下用語を簡単に。 独立国家共同体(CIS) ソ連崩壊後の1991年、ロシアウクライナ、ベラルーシの三カ国首脳によって創設され、バルト三国を除く十二ヵ国が参加した国家連合体。 しかし、2008年8月の南オセチア紛争(ロシア-グルジア戦争)を経て2009年にグルジアが脱退。現在進行中のウクライナの政変の過程で、2014年3月19日に提唱国の一つであったウクライナが脱退を宣言した。 集団安全保障条約 1992年、ロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンによ

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    yuiseki 2014/03/27
  • PC遠隔操作事件・片山祐輔被告の保釈について | Kousyoublog

    パソコン遠隔操作事件 元社員保釈 NHKニュース 「自由というのは眩しいものだな」PC遠隔操作事件・片山祐輔被告が保釈会見 | ニコニコニュース この事件については、以前も何度か紹介した十八世紀イタリアの法学者チェーザレ・ベッカリーアが当時の欧州司法制度を批判して書いた「犯罪と刑罰」(1764年)の以下の部分を引用するだけで足りると思っている。 『拘禁は、訴追をうけたある市民が有罪かどうかの判決を受けるまでの間、その身柄を確保しておくための手段にすぎないのであって、ほんらい、なさけない、ざんこくな手法なのだから、その期間はできるだけ短く、またできるだけそのきびしさを緩和してやるようにつとめなければならない。逮捕された市民は、審理の手続きに必要な期間以上留置されるべきではない。また先に逮捕された者から裁判に廻すべきだ。 拘禁中の被告人の身柄の拘束は、彼が逃亡し、証拠を隠滅することをさまた

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    yuiseki 2014/03/06
    中世の司法のほうがマトモだった可能性
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