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ブックマーク / svslab.jp (18)

  • 推薦システムをパーソナルビューで見直す - 0x0a :: ja :: svslab(2009-02-15)

    _ 推薦システムをパーソナルビューで見直す ここでも何度か書いているが,院生の頃から推薦システムの研究に引っかかりを感じていた.引っかかりの原因は「新たに開発した推薦システムを利用することでユーザの情報探索の負荷を下げる」という「推薦システムの有無」ないし「推薦アルゴリズムの違い」という問題に落とし込もうとしているという点にある.Norman流にいうならこれは「システムビュー(system view)」*1,つまり「設計者の視点から新たな人工物の有無によるユーザの負荷の違いをみる」という見方である.ここで,Normanがシステムビューと対照的な概念として示している「パーソナルビュー(personal view)」,つまり「ユーザからみて推薦システムの挙動はどう見えるのか」「推薦システムによってユーザの情報探索という行為はどう変化するのか」という視点から,「推薦システムのアルゴリズム(1,2

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    yuiseki 2009/02/16
  • 0x0a :: ja :: svslab(2009-01-10)

    _ 質は辺境に眠っている 身体知研究会に参加してきた. 招待講演の田村さんのお話が実に面白かった.前半は買い物行動モデリング,後半はextreme userに基づく意思決定についてのものであった.extreme userとは端的にいえば極端な行動をとるユーザのことを指す.様々な基準をもとに,その基準の分布の端(上側だけでなく,下側も大事!)にいるextreme user数名に焦点を当てインタビューなどで徹底的にリサーチすることで,分布の真ん中にいるユーザが目指しているのはどこかをあぶり出すというもの.まさに『マイクロトレンド』の方法論を実践で使い倒すアプローチ.非常にぐっときた.質疑の際にペルソナ法との比較についても触れられていたが,ペルソナ法はペルソナ形成にとにかく手間がかかるし,できあがったペルソナにしても結局データにもとづいて作成される架空の存在である点が問題になる.これと比べると

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    yuiseki 2009/01/12
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-12-16)

    _ 尻尾の先をじっくり観察したことがありますか? 修士時代の話.とある人工知能の某有名な先生に「ユーザの認知に踏み込んだ研究をしたいのだが,どうすればよいか?」という質問をしたことがある.この時は「認知の話は難しいから,下手に踏み込むな」と釘を刺された上で「遺伝的アルゴリズムのような進化的手法でユーザモデリングをやるといい」という回答をいただいたのであった.ところが,ほぼ同じ時期に別の先生に自分の研究が行き詰まっている話をしたところ,前述のスタイルの先生を説得して自分の研究をやるのがやり方だ,とした上で「とにかく人間を観察してヒントを探すことが大事」という回答をいただいた.前者か後者かどちらか一方のみを追求して,うまくいかずに悩むという壁によく院生はぶつかると思う.だが,私の場合はそれ以前の問題で,前者の方法論がドミナントな場でいかに後者の方法で研究するか,という来のスタートラインよりず

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    yuiseki 2008/12/17
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-11-18)

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    yuiseki 2008/11/19
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-09-20)

    _ 自分で「自己の内部モデル」を更新する かねてからの疑問.『自分探しが止まらない』で典型になっているような,突然人生のリセットボタンを押すがごとく環境を変えたり,「自分の中に眠っている才能を何か(or 誰か)が引っ張り出してくれるはず」と考えている「自分探し」をする人々は,自分で「自己の内部モデル」を更新するような自己観(たとえば諏訪先生の「メタ認知」モデル)を受け入れられるのだろうか.こういった人々は,「自己の内部モデル」は不変と思い込んでしまっている,ないし「自己の内部モデル」は自分の力で変えることができないと思い込んでおり,これまで置かれてきた環境を全否定したり,「自分はどういうカテゴリに属する人間なのか?」を知るだけで満足したりしてしまうのではないかと推測している.このような自己観をもつ人々が,自身が経験をもたない,ないし否定してきたと思われる自分で「自己の内部モデル」を更新する

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    yuiseki 2008/09/20
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-08-15)

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    yuiseki 2008/08/16
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-07-28)

    _ 2週間以上のご無沙汰です 淡路島で発表したり実験したりその他もろもろ何とかしたりでこの2週間は完璧に潰れました. _ やりなおしペルソナ法 『About Face 3 インタラクションデザインの極意』 『ペルソナ戦略:マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする』 方法論ばかり読んでも手と頭を動かさなければ意味がないし,私の立場で研究にするならそうやって手と頭を動かす人々をさらにメタな視点で見直す必要もあるのだが,やるだけのことをやらねば. _ 「ユーザの目線」をいかに獲得するか ユーザは使いよう.先日のWI2研究会のパネル討論や,先週の一ツ橋での飲み会などでも似たような話題が出てきてそろそろ考えが固まってきたので,ひとまずまとめる. 「ユーザの目線」獲得のために重要になるキーワードは「異文化交流」「ユーザの内と外の視点」といえる.インタフェースのデザインにおける「異文化交流」と

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    yuiseki 2008/07/28
  • http://svslab.jp/0x0a/20080703.html

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    yuiseki 2008/07/03
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-06-28)

    _ 「アンチロールモデル」思考法? 『ウェブ時代をゆく:いかに働き、いかに学ぶか』を読む.梅田氏の「ロールモデル思考法」は一ツ橋の研究関連で以前から引っかかるものがあったのだが,これを読んだり今回の国際会議で批判的思考とは何かについて考える機会があったりしたので,考えを深めることができた. 結論から言うと,ロールモデル思考法は「なりたい個性的な自分」の当たりがついている段階で慎重に考えるなら役に立ちうるが,多くの人間にとってはその段階以前のところで迷走しているので,いきなりロールモデル思考法に手を出すと危険ではないか,ということだ. 私のロールモデル思考と、あなたのロールモデル思考、また別の人のロールモデル思考は全く異なる。人の個性そのものであるからだ。 強調部分は鈴木による.そもそも,自身のキャリアの中で「個性」が発揮できている人間がどの程度いるのだろうか.野球を始めたての少年が「イチロ

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    yuiseki 2008/06/28
  • http://svslab.jp/0x0a/20080229.html

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    yuiseki 2008/03/03
  • http://svslab.jp/0x0a/20080302.html

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    yuiseki 2008/03/03
  • http://svslab.jp/0x0a/20080124.html

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    yuiseki 2008/01/25
  • http://svslab.jp/0x0a/20080119.html

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    yuiseki 2008/01/24
  • http://svslab.jp/0x0a/20080123.html

    yuiseki
    yuiseki 2008/01/24
  • 0x0a :: ja :: svslab(2008-01-16)

    _ 査読の仕事が降ってきた 2同時に降ってきた.1目は守備範囲ど真ん中の内容なので3時間で回答書が9割埋まる.残り1割は引用文献(オフラインで取り寄せるほか入手手段なし)を読まないと書きづらいのでペンディング. 2目も7割くらい回答書を埋めたつもり.守備範囲ぎりぎりの内容ゆえ,もう少し寝かせてからまとめ直したい. _ タイムラインインタフェースの実例と論文を探す API SIMILE | Timeline 古巣との仕事について最初フルスクラッチでFlashで作ろうとも思ったが,ひとまずこれを利用して最初の実験は乗り切りたい. サービスの例 @nifty TimeLine Flashベース.縦軸の設定が可能. 24o'clocks Twitterの自分とFriendの発言を時系列で並べる. ライフペディア Timeline API利用.自分のブログやミニブログのRSSを引っ張ってきて各

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    yuiseki 2008/01/18
  • http://svslab.jp/0x0a/20071228.html

    yuiseki
    yuiseki 2008/01/01
  • 0x0a :: ja :: svslab

    批判的思考スキルの修得,人とコンピュータの身体的・社会的インタラクション,ヒューマンコンピュータインタラクション,認知科学の研究日誌._ 自分で「自己の内部モデル」を更新する かねてからの疑問.『自分探しが止まらない』で典型になっているような,突然人生のリセットボタンを押すがごとく環境を変えたり,「自分の中に眠っている才能を何か(or 誰か)が引っ張り出してくれるはず」と考えている「自分探し」をする人々は,自分で「自己の内部モデル」を更新するような自己観(たとえば諏訪先生の「メタ認知」モデル)を受け入れられるのだろうか.こういった人々は,「自己の内部モデル」は不変と思い込んでしまっている,ないし「自己の内部モデル」は自分の力で変えることができないと思い込んでおり,これまで置かれてきた環境を全否定したり,「自分はどういうカテゴリに属する人間なのか?」を知るだけで満足したりしてしまうのではない

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    yuiseki 2007/02/24
  • 0x0a :: ja :: svslab(2005-03-05)

    _ 「仮想空間だからできること」に注目しよう beat seminarへ.nesta futurelabの一連の研究とMIT TEALプロジェクトというカリキュラムの文脈化,物理現象の視覚化,協同学習を軸とした初等物理教育の試みについての非常に興味深い講演があった. 特に強烈に興味を惹いたのはsavannahというゲーム.子供がライオンになりきって「仮想の」サバンナを動き回り,象に踏まれるなどしないよう獲物を狩って生き残るにはどうしたらよいのだろう,という戦略をゲームの中で発見するというもの.子供はGPS付きPDAを持ち,学校のグラウンドを「仮想の」サバンナに対応づけ,PDA上に「仮想の」サバンナが映し出される.ひと通りゲームが終わったら教室(ライオンの巣)に戻り,自身が行動を振り返り,この振り返りを通してライオンの生存戦略について学習する,というわけだ. これを見て,改めて「仮想空間だか

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    yuiseki 2005/06/19
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