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ブックマーク / tokyodeep.info (18)

  • 東京都/台東区 - 東京DEEP案内

    東京が江戸と呼ばれていた時代から最も古い下町が形成されていた、東京における下町エリアのボス的存在、それが「台東区」である。台東区の名が起こったのは戦後の昭和22(1947)年のことで、それまでは下谷区と浅草区という旧東京市時代の区に分かれていた。 御存知の通り浅草にある創建1370年を超える東京最古の寺・浅草寺、上野にある鬼門封じの寛永寺という二大古刹の門前に開けた市街地で、とりわけ浅草は江戸時代の穢多頭弾左衛門の配下にある特殊産業地域だった所以から現在も皮革関連産業が盛んであり、かつて被差別民でもあった各種職人や芸能関係者が暮らしていたことも戦後の大衆繁華街として隆盛を極めた浅草の歴史とは無関係ではない。 奥浅草などと呼ばれる千束や日堤、今戸、橋場のあたりまで足を伸ばせば400年以上もの歴史を誇る江戸の一大盛り場「吉原遊郭」の名残りを留める特殊なお風呂屋さん街、高度経済成長期に栄えた日

    東京都/台東区 - 東京DEEP案内
    yuiseki
    yuiseki 2017/04/06
  • 横浜石川町・中村川の不法係留物件ウォッチング (1) - 東京DEEP案内

    元町や中華街といった横浜の華やかな観光名所の玄関口であるはずのJR根岸線石川町駅。しかし同時にドヤ街寿町の玄関口でもあり、駅舎が跨ぐ中村川は幕末に外国人居留地を隔離して長崎の出島のような形にする為に掘られた人工河川。幕末以降急激な都市開発を経験する事になる横浜の地。都市の基盤を作り上げたのは全国から流れてきた貧民労働者である。 そんな横浜のダークな歴史の名残りが、オシャレタウンの色彩が強い元町あたりの川沿いにしっかりとあるのだ。駅を降りて元町方面へ中村川沿いに歩いて行くと、不法係留物件が残る一角がある。 中村川に沿って背の高い金網がコンクリート護岸に沿って設置されているが、何やら薄汚い小屋が乗った船上家屋っぽいものがその向こうから見える。すぐ背後にあるのはJR石川町駅だ。 金網越しに船上家屋らしきものを確かめる。人が住めそうなスペースの小屋が船の中央にあり、鉄製なので塗装の一部が錆び付いて

    横浜石川町・中村川の不法係留物件ウォッチング (1) - 東京DEEP案内
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    yuiseki 2016/03/11
  • 東京DEEPコラム (3) 東京で住みやすい街は? - 東京DEEP案内

    東京発のメディアが盛んに喧伝する「住みたい街ランキング」。 その上位にランクインする常連が「吉祥寺」「自由が丘」「下北沢」「恵比寿」「中目黒」「横浜」などの所謂オシャレゾーンもしくは学生街であるのだが、そんなものは東京DEEP案内に言わせれば鼻で笑うような代物である。 メディアの流す情報というのは「住みたい街」イコール「意味も無くお金を沢山落としてくれる財布の緩いスイーツ脳が住む街」ということは言うまでもなく、これらの街に共通する現象が「オシャレな店がいっぱいあって楽しいな。気に入った雑貨屋さんがありました。カワイイ置き物を衝動買いしちゃいました。明日のデートに彼を連れてお買い物。日ごろの自分にご褒美を。今日はあそこのカフェでスイーツ(笑)」といった住民の消費行動を促す仕組みが実によく出来ていることだ。 実際にこれらのランキング上位の街に訪れると、当にそうなんだから笑える。 何を

    yuiseki
    yuiseki 2014/02/08
  • マッドシティと呼ばないで「松戸」 (1) 茄子のよいち漬 - 東京DEEP案内

    常磐線に乗って千葉県の松戸駅までやってきた。綾瀬や亀有や金町など都内の場末の下町なんぞをガン無視して走る常磐線快速なら上野や北千住からも目と鼻の先、そんな近郊ベッドタウンとしての位置づけにある松戸はマツドという字面から「MAD CITY」などと陰口を叩かれるDQNゾーンと噂が高く隣の「柏」とはライバル関係にある。 柏よりは一回り小さいかな、と思える控えめな駅前ペデストリアンデッキに降り立つと学生の姿がしこたま多い辺りは柏駅前の風景と似通っている。ただ人通りもこっちの方が控えめ。 都心から近い事もあって意外に見過ごしていた「松戸」。 あてもなくこの街をそぞろ歩きしながら観察してみようと思った訳だ。 松戸駅の西口、東口どちらも商店が多くそこそこ栄えた印象を受けるがサラ金だのパチ屋だの個室ビデオ屋などがある辺りは隣の金町あたりの貧乏臭さがそのまま漂ってきて、やっぱり常磐線文化圏なんだね、と納得

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    yuiseki 2013/01/28
  • 熊谷市・埼玉愛犬家事件の「アフリカケンネル」はいま (1) - 東京DEEP案内

    先日「冷たい熱帯魚」(園子温監督)という映画を見て唐突に行きたくなった場所がある。 その前にこの映画の簡単な説明をしなければならないが、熱帯魚屋の主人が稀代の殺人鬼で、金のトラブルで揉めた客を次々殺して徹底的に解体してしまうというような内容で描写が凄まじいので当然R-18指定されている訳だが、この映画のモデルになった実在する事件が埼玉県熊谷市であった愛犬家連続殺人事件である。 実際には熱帯魚屋ではなく犬のブリーダーなのだが、主犯であるペットショップ「アフリカケンネル」の主人はこの業界ではかなりの成功者として名を馳せていた人物だ。 逮捕から16年余り経った事もあり人々の記憶からも薄れつつあるが、当時はマスメディアが一斉に犯人宅に押しかけ報道が過熱していた。しかしそれも逮捕直後に発生した阪神大震災とその後のオウム騒動によってすっかり置き去りにされ、事件のスケールのでかさの割には知名度が薄い。

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    yuiseki 2012/08/15
  • 埼玉の「黒い家」電波住宅・蓮田落書きの家 (2) - 東京DEEP案内

    埼玉県蓮田市の外れにある通称「落書きの家」の存在を聞きつけ訪れた東京DEEP案内取材班。現地で見た家の印象は大田区東糀谷の電波住宅に酷似している。しかし家の外壁や敷地内に書かれた言葉の多くが破綻した銀行や証券会社、そして政治に対する恨み言という所が大きな違いだ。 郊外の田園地帯に佇む昔からの集落、その一角に建つ「黒い家」の存在は不気味そのものだが、周囲の家は普通に生活を営んでいるのでフツーに家の横で子連れの家族が遊んでいたりと平和な風景がある。ある意味シュールだ。 今度は敷地横の脇道に入り、別の角度から落書きの家の様子を眺めてみようと思う。 左側面の外壁。やっぱり銀行や証券会社に対する恨み言ばかりだ。この様子を見るとよっぽど株取引に財産をつぎ込んだのだろう。あまり金持ち過ぎて守銭奴になり過ぎるのもよろしくないです。 屋根の付近に書かれている言葉はさらに意味不明である。2階窓枠の庇に一部文字

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    yuiseki 2012/08/15
  • 東京スカイツリー開業で変貌する業平橋・押上界隈 (4) - 東京DEEP案内

    東京スカイツリーへの最寄り駅は2つある。1つは東武伊勢崎線業平橋駅改め「東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅」(笑)、そしてもう一つは半蔵門線・都営浅草線・東武線・京成線の4社が乗り入れている押上駅。 この押上駅の名称も東京メトロ側は「押上〈スカイツリー前〉」と地味に改称されている。明治神宮前〈原宿〉みたいなもんだな。都心から来る場合は押上駅利用の方が何かと楽である。以前は無駄にだだっ広い駅構内に人がまばらで不気味な場所だったが、随分印象が変わった。 以前当編集部が週刊SPA!の企画で「東京で住むとクドける街」をリストアップした時にモテる街第1位を勝手な偏見で「押上」なんぞにしてしまったのだが(→詳細)実際に押上に住むとなるとどうなのかと気で考えてる人間がどれだけ居るか知らんがまずは気になるのが商店街の充実度だな...という事で駅周辺にある商店街の様子を見てみようと思う。 で、

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    yuiseki 2012/07/26
  • オウム逃亡犯潜伏先・相模原市城山町のボロ家を見てきた - 東京DEEP案内

    つい先日訪れたまさかの急展開。17年間に亘って逃亡を続けてきたオウム真理教特別手配犯の逮捕劇に世間が騒いでいた訳だが、我々取材班は今頃になって菊池某容疑者が潜伏していたという相模原市緑区城山という田舎にある「ボロすぎる家」の見物に向かっていた。 潜伏先の小屋については散々ネット上でも既出なのですぐに見つける事が出来る。住所の「相模原市緑区」というのは最近になって政令指定都市移行でそういう都会じみた地名に変わっただけで以前は津久井郡城山町という場所だった。もう少し奥に入れば津久井湖やら相模湖がありすぐ山梨県に入ってしまう。旧城山町域にあたる城山三丁目の一角にテレビで見た通りのボロ小屋が姿を現した。 実際にその場所を訪問してみるとそこは建設会社の資材置き場兼駐車場のようなスペースになっていて、廃棄された牛舎のような木造建築物がその真ん中に建っている。まさかここが人の住む場所には見えそうにもない

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    yuiseki 2012/06/30
  • 渋谷・ホームレスの聖地「宮下公園」その後 (2) - 東京DEEP案内

    渋谷駅に程近い場所にある宮下公園は長年ホームレスが生息し、公園内にはヒップホップな落書きが溢れ、夜な夜なゲイや立ちんぼやヤクの売人が出没するトップクラスの暗黒地帯だった。それがナイキの命名権購入と再整備計画によって健全な公園に生まれ変わり、それまで居た闇の住人達はどこへ追いやられてしまったのか、ずっと気掛かりでいたのだ。 だがところがどっこい、宮下公園の真下にある暗渠化した渋谷川の上に置かれたバイク置場の横が彼らの寝床として相変わらず使い続けられているのだ。20軒以上もの掘っ立て小屋が縦一列に連なる姿はかなりのインパクトがある。渋谷って凄い街ですねぇ。 宮下公園の下に並ぶホームレスさんたちの住居。どの家もベニヤ板を器用に貼りあわせて、雨よけのブルーシートが上に被せられている。完成度は高くもはやこの「家」を見てとても住人の事をホームレスとは呼べない。 掘っ立て小屋群はバイク置場の奥のデッドス

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    yuiseki 2011/12/01
  • 渋谷・ホームレスの聖地「宮下公園」その後 (1) - 東京DEEP案内

    久しぶりに渋谷の街を訪れた。スクランブル交差点や渋谷センター街などを見ていると相変わらず「若者の街」らしい雰囲気だが、それ以外の渋谷の街は案外シブイもので、博打オヤジの溜まり場もあれば立ちんぼババアやホームレスの溜まり場だってある多民族的な街なのだ。 久方ぶりに訪ねた目的は渋谷で一番のホームレスの聖地である宮下公園が現在どうなっているかという事を確認したかったのだ。ここには以前から何度も訪れている。命名権を買ったナイキによって公園が再整備される事が決まりホームレスやプロ市民が反対運動を起こしていた事でも記憶に新しい。しかし予定通り公園のリニューアル工事は完成し、全くもって別の姿に変わっていた。 当然ながらホームレス避けである鉄のフェンスと扉が公園入口にガッツリと取り付けられている。夜中はことごとく扉が閉ざされ人の出入りを拒んでいる。元から宮下公園はホームレスだらけの公園だったが、夜中になる

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    yuiseki 2011/11/29
  • アキバはカオス 秋葉原歩行者天国(1) - 東京DEEP案内

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    yuiseki 2011/11/16
  • 東京DEEP的秋葉原ヲチ (7) 台東区秋葉原 - 東京DEEP案内

    普段「秋葉原」と呼んでいる場所は、秋葉原駅前から広がる電気街であり、住所で言うところの千代田区外神田、神田佐久間町、神田花岡町にあたる。 住所を見る限りは神田の一部だったのかという想像しか出来ない。 しかしれっきとした住所として「秋葉原」の地名を冠する場所が存在している。しかもそれはごくごく一部の狭いエリアでしかない。 しかもその場所は千代田区ではなく台東区という。 「台東区秋葉原」に何があるのか、ふと調べてみたくなったので行ってきた。 台東区秋葉原の場所はJR秋葉原駅の北東300メートルに位置している。1番地から6番地までしかなく東西100メートル、南北70メートルほどの区画しかないごくわずかなエリアだ。 確かにこの場所が「台東区秋葉原」のようだが見た感じ電気街でもなんでもない寂しい一画である。ビルの建設工事がやけに目立つ。 当然だが街の掲示板も完全に台東区のものである。 オフィスビ

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    yuiseki 2011/11/16
  • 東京DEEP的秋葉原ヲチ (2) アキバの日常<後編> - 東京DEEP案内

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    yuiseki 2011/11/16
  • 台東区

    東京のド下町・浅草に残る戦後の残滓…路地裏に焼肉屋だらけ!伝説の在日コリアン集住地「朝鮮マーケット」を訪ねる 東京の数ある街の中でも「浅草」と言えば下町観光地の代表格としてその座を確固たるものとしている。年がら年中外国人観光客が訪れては街中を闊歩し、東京の下町文化とやらの上澄みをキャッキャウフフと楽しんでは日的情緒に浸る…そういう場所として定着は...

    台東区
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    yuiseki 2011/11/16
  • 江東区

    門前仲町、木場、東陽町、南砂町、豊洲、辰巳、清澄白河、住吉、森下、西大島、大島、東大島、亀戸、亀戸水神、潮見、新木場、東雲、有明、青海、中央防波堤など、「東京都江東区」に関係する街ネタ記事の一覧です。江東区自体がどのような街なのかを詳しく知りたい場合は以下の記事をお読み下さい。

    江東区
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    yuiseki 2011/11/16
  • 亀戸「サンケイスーパー」のモッタイナイ商品棚 - 東京DEEP案内

    大不況だデフレスパイラルだと騒がしい昨今ですが、庶民は財布の紐をピシっと締めて、それに対するマーケット側は安いこそが正義であるとばかりにどんどん安売り競争を過熱させている時代。 東京DEEP案内では、首都圏各所の所謂「貧民街」にも数多く取材に訪れている。都内では足立・葛飾・江戸川という鉄板的存在は外せない訳だが、そうした街に共通している店舗が「ドンキホーテ」であったり「業務スーパー」「ジェーソン」もしくは「オーケーストア」だったりする。 しかしそれらのディスカウントストアのどれを見ても絶対にかなわないと思わせる最強の激安スーパーが江東区亀戸の香取神社近くの住宅地にひっそり存在している。 「サンケイスーパー」である。 以前テレビで「賞味期限切れ材を捨て値で販売している」という実態が報道されてから、各方面に話題を振りまいている、個人経営の独立系スーパーだ。 サンケイスーパーへの道はよそ者から

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    yuiseki 2011/11/16
  • 埼玉の「黒い家」電波住宅・蓮田落書きの家 (1) - 東京DEEP案内

    東京DEEP案内では以前にも「電波住宅」と称した、落書き張り紙だらけのカオスな民家の数々に迫ってきた。大田区東糀谷の物件、それに杉並区高円寺の物件、それぞれ家の主が何らかの変調を来して、自分の家の外装一面にまるで邪気封じのまじないでも掛けるがごとく、大量の意味不明な文章を直接外壁に書いたり張り紙を貼りつけたりしている。 今回タレコミを受けて我々は埼玉県蓮田市を訪れた。大宮からさらに宇都宮線を乗り継いだ先にある田舎町。特に印象のない街だがストリッパーとして活躍中の小向美奈子の地元である。 そんな蓮田市の西の外れにある上平野地区の一角に、主を失い荒れ果てたままになった一軒の「黒い家」がある。聞いた所によると地元では超有名な心霊スポットになってしまっている。こんな異様な家がデデーンと幹線道路沿いにあるし近くを通りがかっても嫌でも目に付く位置にあるので当然だろう。 2階建ての家は見るも無残な状態だ

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    yuiseki
    yuiseki 2010/04/12
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