ゴータミー精舎は初期仏教(テーラワーダ仏教・上座仏教)を学び、実践する「お釈迦様のお寺」です。旧玉川上水の遊歩道に面した精舎では、スリランカやミャンマーの長老方の指導による瞑想会・勉強会などが開催されています。 精舎内には日本テーラワーダ仏教協会の事務局が置かれ、開門時には自由に瞑想できます。関連書籍、法話CD-R・DVDなどを販売中。ぜひお気軽に足をお運びください。
ゴータミー精舎は初期仏教(テーラワーダ仏教・上座仏教)を学び、実践する「お釈迦様のお寺」です。旧玉川上水の遊歩道に面した精舎では、スリランカやミャンマーの長老方の指導による瞑想会・勉強会などが開催されています。 精舎内には日本テーラワーダ仏教協会の事務局が置かれ、開門時には自由に瞑想できます。関連書籍、法話CD-R・DVDなどを販売中。ぜひお気軽に足をお運びください。
初期仏教の非常に重要な概念のひとつに、Dukkhaという言葉があります。これは「苦しみ」という意味です。この言葉は昔のインドでよく使われていた言葉であり、特別に複雑な意味があるわけではありません。人生には苦しいこと、大変なこと、悲しいことがいろいろあります。それで何か苦しいことにあったら、当時のインドでは「ドゥッカだ」と言っていたのです。 お釈迦さまはこの「苦しみ」いう言葉を使って、「偉大なる真理」として語り始めました。「私は偉大なる真理を発見しました。人類で初めて発見しました」と。そう言われると、なんとなく笑いたくなるのではないでしょうか。だって皆さんは人生は大変で苦しいことぐらい、とっくに知っているでしょう。「苦しみ」という言葉で何を発見したのでしょうかという気持ちにもなります。 そこでお釈迦さまは自分が発見した「苦しみ」と、一般的に使われている「苦しみ」を区別しました。「苦しみ」とい
ひとつのテーマを 深く掘り下げた連載講義 「根本仏教講義」は、協会機関誌パティパダーに連載されたスマナサーラ長老による法話集です。ひとつのテーマを数ヶ月に渡って深く掘り下げていくため、仏教をより深く学びたい方にとって貴重なテキストになると思います。 「根本仏教講義」は現在も機関誌パティパダーに連載中です。連載が終了したテーマの一部は、施本(無料配布される書籍)として冊子化されており、配布終了した施本はこちらでお読みいただくこともできます。 1.釈尊の根本的教え 四聖諦① 四聖諦② 八正道 心のカウンセリング 慈悲喜捨の瞑想 瞑想法の基本 真理を知る慈と愛の心 仏教と仏教の違い 心はこんなに汚れている 2.テーラワーダ仏教 テーラワーダ仏教とは テーラワーダ仏教の真意 すべては自ら確かめよ 二つの偈文に学ぶ教え 自分という人間の実態 3.祈り・感謝 恐れが宗教を生む 人は何のために祈るのか
ヒンズー教、イスラム教、キリスト教をはじめ、すべての宗教にたった一つの共通テーマがあります。 共通テーマというかどの宗教も同等に打ちだしているメッセージと言ったらいいか―それは「愛」という言葉です。例えばヒンズー教であれば梵(ブラフマー)から出て梵に帰ることを教えますが、梵に帰るための人間の仕事は愛を実践することと説きます。また、キリスト教とくれば言わずとも分かるように愛の心がその教えの中心となっています。 仏教でも、この愛という行為ないし言葉は否定しませんし、大切なものと教えるのです。 この愛という感情を、仏教ではどう考えるか――。 たいていの宗教では病気治しを掲げることが多いようですが、病気治しをよく観察しておりますと、病気を治してほしい人も治そうとする側もやさしい気持がある人ほど治っていく率は高いようです。子供が病気になった場合、母親は自分の身命を投げうっても何とか病気を治してあげた
比丘たちよ、この道は、もろもろの生けるものが清まり、愁いと悲しみを乗り越え、 苦しみと憂いが消え、正理を得、涅槃を目のあたり見るための唯一の方法です。 ヴィパッサナー(VIPASSANĀ)は、お釈迦さまが、我々に確実に悟りを体験できるように教えられた実践方法(修習,瞑想)です。二五〇〇年もの歴史を通じて、テーラワーダ仏教(上座仏教)の長老たちによって守られ、今日まで連綿と伝えられてきた、誰にでも簡単に実践できる、とても合理的な「こころを育てる」方法です。みるみるうちに心が成長していく過程を、ぜひご自分で試してみてください。 本来の『仏教』とは、自ら覚醒するための実践法なのです。 ヴィパッサナーの実践法は、とてもシンプルです。ただ、今の自分に気づく。そこに、深遠な世界が広がってくるのです。パーリ語でvi ヴィとは「ありのままに・明瞭に・客観的に」、passanā パッサナーとは「観察する・観
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