第13回 「アート」 について言いきる 教授自らの回答ですべて解決!する「上から」言いきる。 11月10日に発売されたアルバム『UTAU』をひっさげて、12月10日、11日はいよいよ東京国際フォーラム公演! ツアーを記念する「全部」言いきる連載再スタート! 回答=坂本龍一Photo by JAMANDFIX はじめまして。私はいま芸術大学でアートの勉強(制作ではなく研究やプロデュースにかんして)をしています。大学の教授は、これからの社会にアーティストが必要とされていると言うのですがまったくそうは思えません。アーティストが必要なのではなく物事を深く考える力や自分と他者との関係、日本のアートをとりまく環境でいかに生き残るかを考えることが本当に必要なんじゃないかと思います。しかしまわりの制作をしている学生は「アーティストになればいいんだ」で考えることを止めてしまっています。 坂本先生にはアーティ
Vol.1 藤村龍至インタビュー 都市へ、そして風景を超えて── 「批判的工学主義」と「超線形設計プロセス」いうふたつの建築家としての思想を軸に、自身の考え方を提唱することによって、建築界の内側に議論を生み出している藤村龍至氏。自作である高円寺にある集合住宅BUILDING Kにて話をうかがった。 インタビュアー、まとめ=加藤孝司 ──建築との出会いを聞かせてください もともと都市計画に興味がありました。父の出身が神戸で、小さい頃はよく行っていたのですが、当時の神戸は須磨ニュータウン(六甲山脈西部の丘陵地域にあたる)とポートアイランド(港湾の人工島)の開発の最中でした。丘陵地の開発で発生した土砂をベルトコンベアーで海まで運び埋め立てに使い、山と海を繋ぐトンネルを開発が終わったあとで下水道に使う、という一石三鳥の開発手法は、当時の神戸市長である原口忠次郎さん(1949年から20年間在任)のア
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