事故で核燃料が溶け落ちた東京電力福島第一原子力発電所の内部をカメラで調べる調査が24日から2号機で本格化します。溶けた核燃料は内部の構造物と混じり合って燃料デブリと呼ばれる塊になっていると見られ、今後の廃炉作業に大きく影響するだけに、事故後、初めて映像でとらえられるかが注目されます。 このうち2号機について東京電力は、来月、原子炉がある格納容器の内部にロボットを入れる計画で、そのための調査が24日から本格化します。 調査では、26日にかけて格納容器の外からロボットが通る配管に小型のカメラを入れ、障害物がないか確認しながら、原子炉の底の部分や格納容器の内部を撮影する予定でその際に燃料デブリがとらえられる可能性があります。 デブリが原子炉の底を突き破って格納容器に達しているかどうかなど、その状態は取り出し方法を決める判断材料になり、今後の廃炉作業に大きく影響するだけに、事故後、初めて映像でとら