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ブックマーク / scivis.hateblo.jp (68)

  • 薄くて曲がる、まるで紙のようなLED照明:Lightpaper by Rohinni - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    瞬く間に普及したLED照明。小さく、軽く、効率のよい照明は、街や職場、家、電子機器などさまざまな場所で使われている。(LEDの「無機的な色」が気に入らない、という人もいるだろうが、他のメリットを考えてそこは大目に見ることにしよう。)しかし人類の欲望はとどまることをしらないようだ。現在のLEDよりも、もっと薄くて軽い照明があれば、もっと世の中が良くなるのに!そう思ってしまうのだ。 でもそんな無理な注文をかなえてくれそうな照明が登場した。Rohinniが開発したLightpaperは、その名の通り「光る紙」。薄く、フレキシブルなシートの全面が発光する、夢のような照明デバイスだ。 What if light was printable... Introducing LightPaper ... 薄膜LEDといえば、以前は有機ELが有望だった。しかし有機ELは製造コスト(歩留まり)や寿命といった問

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    yuiseki 2015/01/30
  • 可視化について思うこと - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    このブログを始めてもう7年目。今まで年間100は投稿してきたが、実はこの半年はあまり書かなかった。忙しくなったというわけでもないし、書きたくなかったというほど嫌になったのでもない。ただ、書くという行為にむかわせるほどのモチベーションがわかなかった、ということだろう。もともと誰に強制されるわけでもなくやっているブログだから、自分の興味がそこにむかなければ書く理由がない。 けっこう早くから、データの可視化やインフォグラフィクスについてとりあげてきたという自負はある。当初は、この分野は国内にほとんど情報はなかったし、海外の事例を紹介するサイトも少なかった。でも今や、可視化は当たり前、とは言わないまでも多くの人が知るところとなり、データ・サイエンスやデータ・ジャーナリズムも含めて、社会の新たなトレンドになりつつある(と思う)。 僕がデータの可視化に興味をもったその根には、R.S.ワーマンが約3

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    yuiseki 2015/01/30
  • にわとりのためのヴァーチャル・リアリティ:Second Livestock - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    鶏(にわとり)のための、ヴァーチャル・リアリティ。 「セカンド・ライブストック」は、ヘッドマウントディスプレイとソーシャル・アプリを使って、養鶏場で飼われる鶏たちに、ヴァーチャルな自由世界を与えようと言うものだ。鶏たちに見えるのは、「セカンドライフ」のようなヴァーチャル空間。床は全方向に動くトレッドミルになっていて、鶏は、広々とした野原を好きな方向に動きまわることができる。そして「セカンド・ライブストック」に参加する他の鶏たちと出会い、会話(鶏に言葉があれば、だが)することもできる。 「セカンド・ライブストック」が、どこまで実現されているのかは定かではない。ウェブサイト上で提案されたのは2年前で、その後も研究は進められているようだ。提案者であるデザイナー、オースティン・スチュワートは、プロジェクトの目的をこう語る。 (家畜にとって)何が一番良いのか、人間は何をするべきかという疑問を提示する

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    yuiseki 2014/05/16
  • 中国の大気汚染状態をリアルタイムで知る:Real-time Air Quality Index (AQI) - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    テレビや新聞、ネット上で、中国の大気汚染の報道が続いている。中国に行ったことがない僕は、当初、少し大げさな報道をしているのではないか、と疑っていた。政治的な軋轢が高まっている時期であり、心理的な操作もあるのかもしれない、という警戒心が働いていたのだ。しかし一方で、実際に中国に行った、あるいは住んでいる知人の話を聞く限り、現在の報道はけっして「大げさな表現」でもなさそうだ。真実はわからないが、今、僕たち一般市民が行えることは、できる限り客観的なデータを取得し、監視する努力を行うことだと思う。 大気汚染データを公開するサイトの中で、もっとも広範で詳細なもののひとつに、aqicn.orgがある。aqicn.orgは、各国の主に公的機関が公開しているデータを集め、全世界の都市の大気汚染を評価・可視化しているサイトだ。 aqicn.orgは、各都市のAQI=Air Quality Index:大気品

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    yuiseki 2013/11/05
  • シリアを取り巻く情勢を理解する:The Middle East, explained in one (sort of terrifying) chart - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    シリアでの化学兵器の使用が引き金となり、アメリカなどによるシリア空爆の可能性が高まっている。「イラク後」の中東情勢に、また新たな混乱が加わらないことを願うばかりだ。 今回の主役はシリアだが、元々中東の国々をめぐる関係は複雑だ。どの国とどの国がどういう関係にあるのかは、簡単には理解しにくい。 先日、エジプト人ブロガーが作ったというインフォグラフィクスが、ワシントン・ポストのウェブサイトに掲載されていた。'The Middle East, explained in one (sort of terrifying) chart [中東を一枚の(ある種恐ろしい)図で説明する]'と言うタイトルの通り、中東を巡る国々の支持・対立関係を可視化したものだ。 この図から、シリアのアサド政権を支持するのは、イラン・ロシア・レバノンのシーア派などだとわかる。一方、トルコ・カタール・アルカイダ、そしてアメリカは、

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    yuiseki 2013/08/30
  • Wikipediaの編集をリアルタイムに知る:Listen to Wikipedia - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    世界最大の「知の集積」、Wikipedia。人類初とも言えるこの集合知は、世界中の人の絶えまない貢献によって、拡大を続けている。 Stephen LaPorte と Mahmoud Hashemiのプロジェクト'Listen to Wikipedia'は、Wikipediaに加えられた編集を、サウンドとビジュアルでリアルタイムに可視化する作品。Wikipediaの編集状況が概観できるだけでなく、サウンドとビジュアルがシンクロしたミニマルな表現は、「禅(ZEN)」の世界のように美しい。 'Listen to Wikipedia'では、次のようなルールで、Wikipediaの編集作業を可視化する。 ベルの音はWikipediaへの加筆を、弦の音は削除をそれぞれ表す。編集された記事の情報は円とテキスト(記事名)で表示される。 音の高さと(おそらく)円の大きさは、修正の量に関係づけられている。 円

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    yuiseki 2013/08/27
  • 可視化なゲーム’Metrico'の詳細が明らかに! - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    「インフォグラフィックなゲーム」として、発売前から話題になっているSony PSVista用ゲーム'Metrico'。最近のPlaystationBlogで、この新しいゲームの詳細が見えてきた。 ブログによると、Matricoの世界は、インフォグラフィクスの要素、例えば棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどで構成されているらしい。これらのインフォグラフィクスは、ユーザのアクションによって変化する。その動きは「今までにないもの」だそうで、「インプット・モーフィング」と呼んでいる。 'Metrico'のプロトタイプ版は、8月下旬にフランスで行われるGamescamと、9月にシアトルで開催されるPAX Primeで先行プレイできるそうだ。

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    yuiseki 2013/08/22
  • 世界中の飛行機の航路を可視化する - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    Contrailzが可視化するのは、世界の主要空港の周囲の航空機の航路。Planefinder.netから取得された、2012年10月一ヶ月間の約10億点のデータがプロットされている。 各都市の航路を眺めると、それぞれ特徴がある。例えば、モスクワ上空のある範囲は航空機の空白地帯だ。(モスクワ上空の民間航空機の飛行は2013年3月から許可された。ただし、高度27000フィート以上)一方、ロンドンに着陸する航路が描く曲線は芸術のようだ。Contrailz制作者のおすすめは、ヘルシンキ、フランクフルト、アムステルダムとのこと。「鑑賞」してみてはどうだろう。 もっともContrailzのデータは完璧ではなく、たとえば米国のデータの多くは数値処理の誤差で、グリッド状に見えたりする。それでも、これだけの航路データをネット上でインタラクティブに見られるのはすごいことだ。オープンデータと可視化は、僕たちの

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  • ツイートから可視化される生活圏:The geography of Tweets - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    Twitterがサービスを開始したのは2006年7月。それから約7年、世界中の「つぶやき」の蓄積は、人間に関する膨大なデータベースになりつつある。 この度、TwitterのVisual Insightsチームは、2009年以後のジオタグ(緯度・経度情報)付きツイートをプロットした画像を公開した。ジオタグからプロットされたツイートの場所の可視化から、私たちの「生活圏」が浮かび上がってくる。 例えばヨーロッパの可視化について、Twitterのチームは、都市の生活圏だけでなく海上の航路も見えてくることが面白いと述べている。確かに、単純な住居の可視化とは異なる、ツイートならではの生活圏の可視化になっている。ちなみに、主要な海上航路でもツイートの通信ができていることも興味深い。 また、東京、ニューヨークなど各都市のツイートを見ていると、そこでの人間の営みが見えてくる。ツイートが行われた場所は、何らか

  • SONYとLEGOのコラボレーション:Sony Computer Science Laboratory - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    オーディオからテレビ、そしてゲームへと製品を展開してきたソニー。かつての「ソニー神話」は多少陰をひそめたとは言え、日を代表するテクノロジー企業であることは間違いない。ソニーの次のターゲットは何なのだろうか?その候補に「おもちゃ」が浮上している。 ソニーが共同研究パートナーとして選んだのはLEGO社。誰もが知っている、あのブロックを作っている会社だ。意外な組み合わせ…ではないかもしれない。今、ICT企業はこぞってリアルな世界に踏み込もうとしているし(追記:もちろん、Sonyは元来ハードウェアの会社だ!)、LEGOのマインドストームはメカトロニクスの入門キットとして普及している。元々お互いの進出領域は重なりつつあった。 また、LEGOは、ユーザーである子どもたちをテレビゲームに奪われ、SONYは、テレビゲーム市場の頭打ちに苦しんでいる。現状を何とか打破したい。そんな思惑もあったのではないだろ

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    yuiseki 2013/05/30
  • 人に優しいジェスチャーセンサー:"Obake" by M.I.T. Media Lab. - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    M.I.T.メディアラボのDhairya DandとRob Hemsleyが開発した"Obake"は、「人にやさしい」ジェスチャー・インターフェースだ。 スクリーンをつまんで引っ張ったり、指で押したり、こすったりすると、スクリーンの変形に追随して投影される映像も変化していく。引っ張りあげながら一部を押す、両手で持ち上げる、2箇所を引っ張ってつなげる、といった複合的な、しかし人にとっては自然な動作で操作することができる。 一見、突拍子もなく見える"Obake"の最大の目的は、特別な操作方法を覚えなくても、私たち人間が自然に行なっている動作(ジェスチャー)で操作が可能なインターフェースを実現することなのだ。 ちなみに"Obake"は、変幻自在に形を変える「お化け」から名付けたという。 今までマウスで行なってきたポインティングやドラッグ・クリック、と言った操作は、タッチセンサーの登場によって、タ

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    yuiseki 2013/04/26
  • 市民参加による科学の民主化:NASA Spacehack - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    最近、「オープン・サイエンス」と言う言葉を耳にする。一部の科学者・技術者だけのものになってしまった科学技術を、再び市民に開放しようという活動だ。その背後には、インターネットの発展によって市民レベルでの情報共有が容易になったことがある。しかし、「オープン・サイエンス」は、インターネットのようなテクノロジーの力だけで進んでいるのではない。「科学技術の民主化」が、研究者と市民、双方にとってメリットがあると考えられ始めているのだ。 そういう視点で見てみると、私たちの社会から遠いとおもわれる基礎科学の方が、かえって「民主化」が進んでいるかもしれない。一般社会への直接のメリットが見えない基礎研究が研究予算を獲得するためには、国民の理解を得るアウトリーチが不可欠であることを研究者は身にしみて知っているし、その努力を続けてきたためだろう。その代表例が天文学や宇宙科学である。 例えば、世界最高峰の宇宙科学の

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    yuiseki 2013/04/16
  • 易しくなる大統領の言葉:"The State of our Union is ... dumber" by The Guardian - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    TheGuradianのインフォグラフィクス、"The State of our Union is ... dumber"は、米国歴代大統領の一般教書演説の言葉の「難しさ」を、"フレッシュ・キンケイド読みやすさ試験(Flesch-Kincaid Readability Test)"(*)によって評価したものだ。点数が高いほど難しい言葉が使われていることを示す。 このインフォグラフィクスを見ると、最近ほど易しい言葉が使われるようになっていることが明らかだ。 歴代で「もっとも易しい」言葉で演説を行ったのは、初代ジョージ・W・ブッシュ大統領。最低スコアは1992年の7.6点だ。各大統領のすべての演説の平均点(ブッシュの場合4回)で比べても初代ブッシュは最低点で、「易しい言葉の演説」と言う視点では、堂々の一位だ。 演説が上手いといわれるオバマ現大統領は第2位。クリントン、ジョンソン、2代目ブッシュ

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    yuiseki 2013/02/24
  • 飲み物にはどれくらい砂糖が入っているのか?:「名古屋発!親子のための運動と食事」の投稿より - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    今日の可視化は、とてもオーソドックスな方法だが、インパクトが大きい。特に僕のような「メタボ予備軍…と言うか、今や「メタボ正規軍」にとっては。 上の写真は、普段飲んでいる飲み物に、スティックシュガー何分の砂糖が入っているかを可視化したもの。「名古屋発!親子のための運動と事」なるFacebookページの投稿から転載させていただいた。 「市販の飲料水は砂糖の塊」と言うのは、何度となく聞いたことがあるが、こうやってビジュアルに見せてもらうと、「すみません、こんどこそ甘いモノはやめます。」と言う気分になってくる。 シンプルな可視化でも、話や文章よりずっとインパクトがある。上の写真は可視化事例として素晴らしいのは言うまでもなく、今回はこの事実を可視化してくれたことに心から感謝したい。

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    yuiseki 2013/01/28
  • 衆院選を可視化する:小選挙区勢力図 - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    昨日、衆議院議員の選挙速報を見ながら上の図を作ってみた。全国の小選挙区当選者を政党別に可視化した図だ。 今回は可視化に頼る必要もなく、日を代表する保守政党の圧勝だった。予想はされていたとは言え、ここまで圧倒的な議席数を獲得するとは意外である。いわゆる「雪崩現象」は小選挙区制の特性であるし、前回、前々回の選挙も勝利した政党は圧勝している。しかし、今回ほど周囲の人々の言動や自分自身の感覚から来る「民意」と、選挙結果が乖離した選挙は初めてだ。 成熟した2大政党が存在しない日に、小選挙区制は適切なのだろうか。特定の政党が「安定多数」を取ることが政治の安定ではないと思う。民意の微妙な差が拡大され、選挙の度に雪崩現象的に政権が交代する状況はどう考えても不安定だ。 もうひとつ。各県の小選挙区数を可視化してみた。この図は、各都道府県の国政への影響力を表している。例えば島根や鳥取は2議席しかなく、25議

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    yuiseki 2012/12/18
  • 可視化手法の周期表:Periodic Table of Visualization Methods - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    可視化の手法をまとめたものはあまたあれど、これはなかなかユニークだ。"Periodic Table of Visualization Methods(可視化手法の周期表)"なるインタラクティブコンテンツ、一件普通の周期表に見えるが、よく見るとひとつひとつの「元素」は、可視化手法を表している。 「元素」にマウスカーソルを重ねると、ポップアップウィンドウにその事例が表示される。折れ線グラフ(Line Chart)や棒グラフ(Bar Chart)と言った定番のグラフから、データマップ、ツリーマップなどのデータ可視化の手法、そして、「氷山(iceberg)}「漫画(Cartoon)」など親しみやすいものもあり、可視化手法の多様性を改めて認識でできる これだけたくさんの可視化手法が並ぶと、なかなか壮観だ。「可視化手法を可視化」したこの周期表は、良いリファレンスになりそうだ。

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    yuiseki 2012/10/28
  • 協調するロボットたち:Swarm Robots cooperate with AR Drone - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    自分の目で見えるものは限られる。 もっと、視野を広げるにはどうすればよいか。ひとつの方法は、他の人に見てもらうことだ。より高居場所からその場所を俯瞰できる人に頼めば、より効果があるだろう。これは特に斬新なアイデアと言うわけではない。しかし、それを実践しているのが人間ではなく、ロボットだとすれば、話は別だ。 ブリュッセル自由大学らの研究グループは、「協調行動」を行うロボットを開発した。 下の動画でその様子がわかる。地上を走るのはSwarm Robotたち。「彼ら」はLED光で通信しながら協調行動を取る。しかし、行動範囲が地上に限られたSwarm Robotだけでは視界が限られ、遠方や障害物の裏を見ることができない。 そこで登場するのが、フライング・ロボット(実体はAR Droneを改良したもの)だ。フライング・ロボットは上空に飛び立って、Swarm Robotの行動範囲全体を俯瞰し、Swar

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    yuiseki 2012/10/28
  • 重なりあうフラットケーブルのような脳神経の構造:NIHの拡散スペクトラム・イメージング画像 - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    米国国立衛生研究所(NIH)が可視化した脳の構造は驚くべきものだ。 神経線維はフラットな束となって折り重なりあい、まるでハードディスクの「リボンケーブル」のようだ。しかも、各束は並行か垂直のいずれかで整然と重なり合っている。脳は、神経線維の巨大な、そして緻密なネットワークであることがひと目でわかる。 この可視化映像は、神経の軸索(じくさく)の中を流れる水分子の動きを検知する「拡散スペクトラム・イメージング(Diffusion Spectrum Imaging)」と呼ばれる方法で作成されたものだ。脳神経は複雑に折り重なっているため、従来の方法では「見る」ことが大変難しかった。拡散スペクトラム・イメージングによって初めて、折り重なった構造の内部までが見えるようになったと言う。 この研究プロジェクトで最初に撮影したのは、下の画像にある猿の脳の構造。この知見を使って人間の脳の構造を見るための調整が

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    yuiseki 2012/07/31
  • 大気汚染を可視化する草の根活動:FLOAT Beijing - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    大気汚染は大都市がかかえる問題の一つだ。特に急速に発展している都市の多くは、大気汚染の正確な状況さえ把握できていない。例えば北京は、特に大気汚染が深刻な都市のひとつだと言う。 カーネギーメロンとハーバードに在籍する二人の大学生が立ち上げた「FLOAT北京(FLOAT Beijing)」は、大気汚染を自分たちで計測し、可視化しようという草の根プロジェクト。その計測方法は、マイコンとセンサーを搭載した自作の凧を飛ばすと言うユニークなものだ。計測対象は、一酸化炭素、揮発性有機化合物、不溶性微粒子で、センシングレベルに応じてLEDの色が赤、黄、青に変わり、GPSで計測された位置情報とともにストーレッジへ無線で送られる。無線状態が悪い場合も想定し、オンボードのバックアップ用ストーレッジも備えられている。 FLOAT北京プロジェクトでは、ワークショップを開催して、この「凧式大気計測器」の作り方を市民に

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  • NASAの英知を結集した、スケールの大きな可視化映像:Dynamic Earth by NASA - サイエンスメディアな日々   インフォグラフィクスな日々

    太陽の発する光と放射線は常に地球に降り注ぎ、それによって、海流や気候など、現在の地球上の営みが支えられている。太陽から地球まで、すべての自然の営みは深く関係しているのだ。 そんな自然の営みを解明する様々なシミュレーション計算を、ひとつにまとめた壮大な可視化映像が、NASAによるDynamic Earthだ。 太陽から地球に到達する太陽風の計算には2つの計算モデルが使われている。ひとつはENLILと呼ばれる太陽圏の電磁流体モデル、もうひとつはBATS-R-USと言う、太陽風プラズマの計算モデルだ。入力として、ACE衛星やSTREO衛星の観測データが使われている。2006年に実際に起きたコロナ質量放出(CME)を再現しているそうだ。 地球大気圏の映像に使われているのは、"Modern-Era Retrospective Analysis for Research and Application

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    yuiseki 2012/06/26