株式会社Helpfeel CTOの秋山です! 有志でZennに記事を投稿していきたいと思います。 オフィシャル感満載の正式発表よりは、日常の開発活動での気づきや、実験的な取り組みや、ちょっとしたチャレンジを気軽に投稿していきたいと思います💪
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昨日公開された GPT-4o は性能だけでなく処理速度の点からも注目を集めています。その速度に寄与しているのは、モデルの処理速度の改善だけでなく、日本語処理の改善も大きく関わっていると考えられます。 実際、OpenAIのサイトによれば、日本語は平均して 1.4 倍の効率で(1.4倍少ないトークンで)表せるようになったとされています。 これは、GPT-4o が GPT-4 に比べて日本語をより 語彙 (vocabulary) に含むようになったからです。語彙とは LLM における自然言語の処理の最小単位で、1つの語彙が1つの数値トークンに変換され、それがモデルに突っ込まれるという仕組みです。 ところで、GPT-4o では 『風吹けば名無し』 という文字列を 1 つの語彙として扱うのをご存知でしょうか。 このツイートで紹介されているように、GPT-4o では、ネットで多数出現するこういったフレ
私は研究室のミーティング等で発表スライドを作成するとき、これまで しっかり作り込みたい時: PowerPoint あっさり作り上げたい時: Beamer (Overleaf 上で) という感じでツールを分けていました。しかし、Beamer よりも楽に使えるものがあればいいなあと思っていました。 最近、Marp という Markdown でスライドを作成できるツールを知り、いくつか記事を読みました。 ツール自体はとても使いやすそうに見えたのですが、記事で紹介されているスライドのデザインが何となく LT 向きで、自分好みではありませんでした。 そこで、よりアカデミックな風味の Marp のテーマ を自分で作ってみましたので、紹介します。 導入方法 Marp for VS Code はインストール済とします。 ディレクトリに以下のファイルを設置してください。
はじめに 話題のStable Diffusionをローカル環境で動かすまでに行った作業のメモです。ついでにJupyterLabでも使えるようにしました。 作業環境 OS:Windows 11(21H2 Build 22000.856) GPU:RTX3070 手順 基本的にはこちらに書いてある内容と一緒です。 WSL2を有効にする Ubuntuを入れる Microsoft StoreからWSL用のUbuntuをインストール。Ubuntu 22.04.4 LTSを入れた。 インストールしたあとはとりあえず一度起動しておく。 初期状態でバックアップとっておく やってもやらなくてもよいが、まっさらなOSを保存しておくとあとでなにかと便利。
話題の本を大真面目に読んでみたらブロックチェーン=OSみたいな対応関係が書いてあった。本になってそういった主張が出てくるということは、一応それなりに編集の目も通しているはずで(まあ本書いたからわかるけど、大半の編集者はファクトチェックしないようだ…)、さすがに瓢箪から駒が出た、みたいな話ではないように思ってしまった。界隈でそのような議論があり、その結果が集積して本として結実したのだろう。 実際調べてみると、OSを作れるというような主張がいくつか散見される。肝としては記憶領域はブロックが担い、演算装置はマイニングが担う、といったところだろうか。他にも必要な要素はありそうだが、それだけ聞くとたしかに基本的なコンピュータの素案は作れそうな気がしてしまう。 https://anond.hatelabo.jp/20220722005048 https://www.investopedia.com/t
お断り この記事は『Software Design2022年3月号』の「第4章:電子署名のプロセスを体験 Pythonによる楕円曲線暗号の実装」の入稿記事を技術評論社のご好意で公開したものです。 元はLaTeXだったのをマークダウンに修正し、二つに分けています。 記事中のサンプルコードはサポートページからダウンロードできます。 はじめに この章では楕円曲線を用いた鍵共有や署名をPythonで実装します。実装するために必要な数学は随時解説します。 動作確認はPython 3.8.10で行いました。 コードは動作原理を理解するためのものであり、細かいエラー処理などはしていません。 プロダクト製品などで利用できるものではないことをご了承ください。 用語のおさらい 楕円曲線暗号の位置づけ まず最初に用語の確認をします。 「暗号」は複数の意味で使われます。 一つは「データを秘匿化するために、他人に読
背景: GitHub wiki への不満 私の所属する研究室では、メンバー全員が1つの GitHub Organization に所属しており、情報共有はその Organization 上のリポジトリの GitHub wiki で行われています。 研究室がコンピュータサイエンス系であることもあってメンバーは GitHub や Markdown に慣れており、普段 GitHub wiki を使っていて困ることはそんなになかったのですが、それでも時々不満が出ることがありました。 不満として多いのは、色々記事を書いているうちに全体構造がよくわからなくなってしまうという点にあると思います。GitHub wiki ではディレクトリ構造を持てないので、全ての情報がリンクを経由してアクセスされることになり、段々と整理がつかなくなってしまいます。 複数のリポジトリにそれぞれ wiki を書くこともできます
こんにちはシムディ合同会の開発チームです。 今回はネットワークに関して特にL2とL3の話です。 参考文献(とても良書なので興味ある人は是非) ・tanenbaum先生の教科書(Networkの世界的bible) ・CでネットワークプログラミングをするHands-on本(とても読みやすかった) ・Linuxで仮想ネットワークを構築してみる本(解像度が上がった) ・TCPの最新動向を掘り下げてる本 ネットワークモデルのoverview コンピューターのネットワークはコンピュータ同士プロトコルという決まり事に沿って通信を行うことで意思疎通を図っている。このプロトコルは多数あり、類似したものを同じ階層に分けてモデル化し考えるのが一般的である。例えば、以下の図はOSIモデルと呼ばれる7層に分かれたプロトコル。 上から簡単に概略を示す。(深入りはしない。) ・アプリケーション層 プログラマーが意識する
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