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ブックマーク / note.com/kyslog (7)

  • 山口 vs 某ネットチンピラの後付け整理|ショーンKY

    山口氏は引用しているだけに元々敵対的になりたいと思っているわけではなく、論戦が非常にこじれたので後味が悪く何回か反芻しているのだが、ジェンダー論をやったのが久しぶりで、結構整理せずに論戦していた部分があり、反芻しているうちに色々整理したのでメモしておく。 基的な構図基的な対立構図としては、「予言の自己成就的に主婦に落ち着くのが得策になるような環境があると考えて、管理職もワークライフバランス路線をとれるようにすべきだ」という山口氏の意見と、「管理職をワークライフバランス路線にするのは限界があるので女性のハードワークも求めるべきだ」という私の意見がかみ合わなかったことであり、基的には規範的な部分を問うている色が濃い。 ただ、私の意見の中で、やはりワークライフバランス路線では解決できない問題、というものが抽出されてくる部分はある。 ワークライフバランス路線では解決できない引っ越し問題 私は

    山口 vs 某ネットチンピラの後付け整理|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2021/02/02
    競争ですからね。仕事で栄達する女性管理職は、どの先進国でも無茶苦茶働いているし、出産後すぐに復帰するのが現実。/お互い極めて有能であることが前提なので、仕事にオールインしないとライバルには勝てない。
  • アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY

    この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場

    アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2020/06/10
    進学校の授業についていくのは大変。自分は日々努力してきたと口にする時、親が教育に無関心な家庭は視界に入らないのですよね。/受験エリートは競争に参加できない人達が最初から除外された世界に生きている。
  • ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY

    ドイツ新型コロナ対策チームの中心人物の一人、ウイルス学者のクリスティアン・ドロステン氏は、この数日スーパースプレッダーの存在に着目した見解を出している。この発言の背景になっているのは、スーパースプレッダーについて論じた最近のいくつかの研究である。これらの研究については、Science誌のドイツ特派員からの報告にまとまっている。 その中の一つ、スイスの研究チームによる数理疫学的な研究では、新型コロナウイルスは大量の二次感染を起こす少数の人と二次感染を起こさない多数の人に分かれ(dispersion parameter (k)が小さい)、インフルエンザとは異なる伝播様式なのではないかとしている。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene & Tropical Medicine; LSHTM)の研究チームは、R₀が1.4-12、kが0.04-0.2(95%信

    ドイツのコロナ対策班がクラスター対策の重要性を訴え始めた|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2020/05/30
    なぜ他のアジア諸国ではなく日本なのかという話ですが、最初期から一貫してクラスター潰しに注力しており、加えて他の東アジア諸国より緩い規制で成功しつつあるからでしょうね。/緩い規制というのがポイント。
  • ロックダウン:欧米vsアジア|ショーンKY

    新型コロナウイルス感染症COVID-19についての情報をお求めの方は、厚生労働省の情報ページか専門家の情報をフォローしてください。私は専門家を紹介する立場にはありませんが、例えば以下の方などが穏当かと思います。 ・新型コロナクラスター対策専門家(@ClusterJapan) ・押谷 仁(東北大学) ・高山義浩(huffpost記事一覧) ・今村顕史(@imamura_kansen) ・岸田直樹(@kiccy7777) ・坂史衣(@SakamotoFumie) 筆者は医療や行政法の専門家ではありません。単なる素人の感想なので医療情報としての信頼は置かないでください。基的に自分が納得するためだけに書いたものであり、他者を納得させるために書いたものではありません。 日においても、3月中旬以降の感染者の急増を受け、クラスター対策の中心人物の一人西浦博氏が強力な行動制限を提案するに至った。ただ

    ロックダウン:欧米vsアジア|ショーンKY
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    yujimi-daifuku-2222 2020/04/04
    結果論ではありますが、武漢の惨状が報じられる頃には、既に欧米を含む全世界に感染者が広がっていたというシナリオが明らかになりつつありますね。/DP号も日本入港前に、既に船内に感染が蔓延していた線が濃厚。
  • 女性が考える「男女対等」の発想の狭さ|ショーンKY

    従前からの読者はご存知の通り、筆者はジェンダーギャップ指数を改善することを目的として、仕事への没入がどうしても要求されるリーダー職に女性が進出することを促進するため、女性稼ぎ手モデルの積極導入を提唱している。 リーダー職の滅私奉公性 私が女性稼ぎ手モデルを勧めるのは、ジェンダーギャップ指数の計測対象である社会的リーダー=政治家や管理職は、どうしても仕事への没入を求められがちだからである。 リーダー職は多くの人にとって重要な方針を決める権限を預かっているがゆえにリーダー職なのであり、職業倫理として「滅私奉公」(※ここでの「公」は有権者や部下)が求められ、私事を優先すればどうしても「身勝手」との誹りを受けやすい。例えば、直近では伝染病の流行が危機的状況にあり、厚生労働大臣ともなれば多くの人の命を預かっている状態だが、ここで大臣がゴルフにでも出ていれば政治的スキャンダルになるだろう。最近環境相が

    女性が考える「男女対等」の発想の狭さ|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2020/02/10
    管理職のハードワークを減らすのは難しいよね。競争だもの。/そう言えば、家事育児が得意な男性と結婚して、自分はバリバリ仕事するロールモデルを日本ではあまり聞かないね。
  • はてなブックマークという知的怠惰の集積地|ショーンKY

    テレビに向かってブツブツしゃべるのと同レベルのブコメ はてなブックマークは議論するための仕組みが根的に欠落している。ブコメに何を書こうが反論されることはない。このため、ブコメは反論されることを考慮していない言い捨てが当たり前の環境になっている。twitterでは公式アカウントに返事は絶対返ってこないのにリプを付ける人が、「テレビに向かって独り言を言うのと同じでは」と言われることがあるが、ブコメはそういう物言いを助長する――というよりそれしかできないメディアである。 そんな調子なので、ブコメの知的怠惰もだいぶひどいものになってきているという印象である。例えば、最近の私の下記のツイートについたブコメを見てみよう。 「なんで日のジェンダーギャップ指数悪いの」 ↓ 「女性が管理職になる前に寿退社するから」 ↓ 「辞めないようにするには?」 ↓ 「管理職目指すなら主夫の内助の功が必要。米国で一番

    はてなブックマークという知的怠惰の集積地|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2020/02/02
    去年何冊かブコメを参考に書籍をポチったのですが、運が良かったのかな。/読み落としもあるでしょうから、意図的とまでは言い切りませんが、書籍購入の参考にできないブクマカがいるのは覚えておきます。
  • 男性の価値をモテで測ってはいけない。それは男性へのセクハラであるうえ、女性への加害にもつながる。|ショーンKY

    先日、小宮友根さんが表現規制についてエッセイを書いていた。それに対する評論はアンコリさんがやっているが、基的には「累積的な抑圧経験」によってそれを想起させる表現への対抗を正当化していてる。 私はこれを読んでいた際、小宮さんの議論に則ったうえでメンズリブの議論をする、ということが可能であることがどうしても気になった。男だって……という論法はwhataboutismだと思うので、前回評論である「表現規制論と女性の自発的モノ化」ではあえてやっていなかったが、彼のエッセイを読んでいた際、whataboutism以上のものであるのではないか――ということが気になったのである。 男性に対する

    男性の価値をモテで測ってはいけない。それは男性へのセクハラであるうえ、女性への加害にもつながる。|ショーンKY
    yujimi-daifuku-2222
    yujimi-daifuku-2222 2019/12/10
    小宮理論へのクリティカルな批判。/表現を見た人間がそう思ってしまう可能性が問題なのだとする小宮理論を素通しすると、およそ恋愛要素を含む世の女性向け創作のほぼ全てをぶん殴ることが可能となってしまう。
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