頭でわかっていても、やっぱり絵に見えてきます。 黒板で囲まれた空間に、ボディペイントした2人の物理学者が配置されているという不思議な作品。ぱっと見たところ黒板に書かれた絵のように見えますが、トリミングのほかにはとくに加工をしていない写真です。 制作したAlexa Meadeさんは、理論物理学やコスモロジー分野で最先端を走るPerimeter Institute for Theoretical Physicsにおいてアーティスト・イン・レジデンス(芸術家がひとつの場所に滞在しながら制作活動をする)を行なっています。彼女は米Gizmodoへのメールでこんなふうに話してくれました。 頭はこの絵を「黒板に描かれた2次元の絵」として認識するはずです。しかし、みなさんが目にしているのは全身にペイントを施した生身の人間です。 Meadeさんは研究所の科学者たちがチョークまみれのジーンズを履いているのを見
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