以前、ジムのダンス系のクラスでご一緒した50歳代のAさん。 「お母様が脳梗塞で倒れた」 そんな風の便りは聞いていましたが、私も、ここ半年はジムにもご無沙汰。 ずっとお会いしないままでしたが、先日の地域の「夏祭り」で偶然にも再会。 「あら!元気にしてたの?」 そんな声をかけて、しばらくおしゃべりしました。 もう、お母ちゃんには興味ないねん 「お母さんが脳梗塞だって?」そう声をかけると友人は、 「今、施設にお世話になってんねんけど、もう、私の顔もわからんし、全く別人やねん」と。 「ほんと・・」 かける言葉もみつからず黙っていると、友人は、気落ちしている様子もなく、まくし立てるように話し出しました。 「もうな、私が思ってるおかあちゃんは、発作を起こした時に死んだんやって思うねん。」 そして小声になり、 「ほんまのこというたら、あの時、逝ってくれても良かったんやけど・・。」 「・・・」 「だって、