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ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (14)

  • ※個人の感想にたどり着けないインターネット - 関内関外日記

    www.gizmodo.jp こんな記事があって、おれはこんなことを書いた。 「最近、Google検索がイマイチな気がする…」→当にイマイチだった [ネット] 今どき個人ブログ書いてる人間も相当少ないが、それでももうまったくインデックスされなくなっていて、商品やイベントの一般人の感想なんかはもう検索エンジンからはたどり着けない。 2024/02/01 15:07 b.hatena.ne.jp 純粋な「個人ブログ」、「日記」というものはもうGoogleはインデックスしない。 staff.hatenablog.com 「しない」は言い過ぎかもしれないが、ほとんどしない。いつからだかはよくわからない。よくわからないが、おれがそれを実感したのは、去年「ジャパンモビリティショー」に行ったときのことだった。いや、正確には「行く前」だ。いったいどんなショーなのか、どのくらい混んでいるのか、どんな雰囲気

    ※個人の感想にたどり着けないインターネット - 関内関外日記
  • わたしがブログを書く理由~ただ書く、それだけ - 関内関外日記

    特別お題「わたしがブログを書く理由」 ……なにかキャンペーンがあるのを見て、よし、おれも書くかと思っていたら、応募期間が終了していた。 とはいえ、おれになにが書けただろうか。おれはもうそれについて書いてしまっている。 goldhead.hatenablog.com おれが「ブログを書く理由」については、ぜんぶそこに書いてある。だから、もうことなんてなかったんだ。 初期衝動さえあればいい。その衝動がただひたすらにものを書くこと、だれかの目に触れさせること、それを持続させることにつながるのだから。最初の「公開する」ボタンを押した瞬間からそれは始まり、あなたが息絶えるまでそれは終わりません。 ……と、読み返してみたが、なぜエミリー・ディキンソンの詩を使って孔雀を殺しているのかよくわからない。いや、よくわからないのは、そもそも初期衝動ってなんだ? ということだ。 書くことってなんだろうか。ちかごろ

    わたしがブログを書く理由~ただ書く、それだけ - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2023/09/28
    書くことについて。
  • 精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む - 関内関外日記

    なぜ自然選択は、私たちをこれほど多くの精神疾患に対して脆弱なままにしたのだろう? これは価値のある問いであり、これに答えようとする試みによって、精神疾患に対する私たちの理解は深まるはずだ。これが、書のシンプルなテーマである。 「エピローグ」p.449 というわけで、『なぜ心はこんなに脆いのか』を読んだ。 なぜ心はこんなに脆いのか:不安や抑うつの進化心理学 作者:ランドルフ・M・ネシー 草思社 Amazon 読んでいる途中で気づいたのだが、この著者は『病気は、なぜあるのか』というの著者でもあった。 goldhead.hatenablog.com というわけで、おれはこのを「進化医学の中でも進化心理学を中心として、病気のなかでもとくに『精神病はなぜ、あるのか』なんだな」と思って読みすすめることにした。なにせおれは精神病の当事者、双極性障害(躁うつ病)の手帳持ちであって、なおかつ進化心理学

    精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む - 関内関外日記
  • 村のはずれから見ていたはてな村のはなし - 関内関外日記

    結局みんなキャッキャウフフしたかっただけなのか - phaの日記 よし、おれもはてな村の話でキャッキャウフフしたい。……したいのか? おれはこの日記をはじめたころからはてな村というものにかかわらなかったし、ネットでもボッチだった。むしろ、人とやり取りするのは苦手なので、そういうスタンスで来た。はてなではないけれど、TwitterというコミュニケーションをするためのSNSの自己紹介欄に「やり取りはしません」と書いているくらいである。 とはいえ、はてなのユーザーとしては古い方になってしまった。丘の上の馬鹿、村外れでぶつぶつなんか言ってるやつのおれも、おれなりにはてなを見てきた。 おれが最初にはてな村というものに抱いた印象は、「賢い人たちがいるなあ」ということであった。高卒のおれからすると、大学や大学院を出たような人たちが、社会や政治について語り合っていた。手斧を投げあっていたのかもしれない。

    村のはずれから見ていたはてな村のはなし - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/07/02
    自分は結局、自分の立ち位置が互助会側だったのかブクマカ側だったのか決めかねてる。それから後もはてなというコミュニティを眺めてたけど、何にもならない不毛な争いだったという感想。
  • 個性の時代の終わりに - 関内関外日記

    個性(こせい)の意味 - goo国語辞書 個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。 就職などにおいて個性というものが求められているとか、その個性というものが均質的なものに成り果てているとか、そういう話は数十年前に通り過ぎ、また帰ってきて、また去っていくような話だろう。 そんなことはどうでもいい。もっとどうでもいいネットの話をする。あるいはブログの話をする。 もう、ブロガーならブロガーの個性というものなんて、どうでもよくなってんじゃないか。もとからどうにかよいものであったかどうかはしらないが。 たとえばもっと狭い「はてな」界隈の話をすれば、はてな匿名ダイアリーが圧倒的に強く、そしておもしろいおもしろいやつは個性を出そうなんて思わない。一発でウケる。そこを狙う。それを繰り返す。それで完結する。 おれははてな匿名ダイアリーに書き込んだことはないけれど、この

    個性の時代の終わりに - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2020/08/26
    “けれどおれは古い人間なので、いままで書いてきたものを背負って、それでもおれを少しは知ってるあんたになにか書こう。ひたすら少数のもののために、手紙を書くのだ。”
  • 百合映画300本総まくり ふぢのやまい編著『「百合映画」完全ガイド』を読む - 関内関外日記

    百合映画とおれ、おれと百合映画。 その記憶は古い。 自分の部屋に小さな14型のブラウン管テレビが与えられたころのこと。おれは深夜に「なにかエロい番組はやっていないかな?」チャンネルをまわしていた。中学生のおれはエロいことしか頭になかったといってよい。 そこで、偶然出会った映画があった。『櫻の園』(1990)、これである。始まってから少し経ったくらいだったろうか、途中からだった。だが、おれはこの映画に見入った。もちろん、このタイトルも、原作漫画もしらない。しらないけれど、目が離せなかった。エロいことしか頭にないはずの男子中学生に、なにかべつの感情が芽生えた。そのなにか、むずむずするような、どきどきするような心持ち。いま、この現代の言葉でいえば、「尊い」が近いだろうか。よくわからない。よくわからないが、おれが生涯で見た映画で5作品選べと言われたら、必ず入る作品となった。その時点でそうなったし、

  • 『小説の読み方、書き方、訳し方』(柴田元幸・高橋源一郎)を読む - 関内関外日記

    小説の読み方、書き方、訳し方 (河出文庫) 作者:柴田元幸,高橋源一郎 発売日: 2016/11/14 メディア: Kindle版 新型コロナウイルスの流行とともにおれの読書量は減った。減ったどころじゃなく八割減とかそういうレベルだ。居酒屋か旅館か、というレベルだ。なぜアウトドアではなくインドアの読書が減ったのか。図書館が閉鎖されたからだ。ここ数年のおれの読書習慣とは、図書館とともにあった。なぜか。貧乏だからを買う金がなく、貧乏だからの置き場がないからだ。 しかし、いよいよを買った。正直にいえば古だ。おれは圧力鍋のレシピがほしくなった。ネットオフで探した。あった。三冊買えば送料無料になる。単行としては持っていなかった田村隆一の『1999』があったので二冊目。さて、三冊目。高橋源一郎で検索して出てきたこれを買って三冊。 高橋源一郎とおれ。おれと高橋源一郎。これについてはさんざん語

    『小説の読み方、書き方、訳し方』(柴田元幸・高橋源一郎)を読む - 関内関外日記
  • 貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩蒸し野菜を食わないやつの戯言にすぎない・春 - 関内関外日記

    貧しいからカップラーメンう? 惣菜パンばかりう? 牛丼ばかりう? なにを言ってるんだ? おれにはわからない。おれたちには蒸し野菜があるじゃないか。 蒸し野菜。 pic.twitter.com/Z0iXHR9STt— 黄金頭 (@goldhead) 2019年4月8日 蒸し野菜。 pic.twitter.com/yeoLqKkNV9— 黄金頭 (@goldhead) 2019年4月7日 蒸し野菜。 pic.twitter.com/UsHiyRTnJ7— 黄金頭 (@goldhead) 2019年4月6日 蒸し野菜。 pic.twitter.com/XjwZZxTnKw— 黄金頭 (@goldhead) 2019年4月4日 蒸し野菜。 pic.twitter.com/CuAW2ENN79— 黄金頭 (@goldhead) 2019年4月2日 蒸し野菜。 pic.twitter.com/

    貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩蒸し野菜を食わないやつの戯言にすぎない・春 - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/04/11
    良い考え方だなこれ。僕は毎日冷凍ブロッコリーをチンして食べている。安い野菜を蒸して食うと安く浮きそうだ。
  • ひたすら少数の者のために手紙を書くがいい - 関内関外日記

    今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」 すばらしい詩人の一人である田村隆一はこう書きました。 沖にむかってどこまでも歩いて行くのだ そして ひたすら少数の者たちのために手紙を書くがいい 「新年の手紙」部分 私が十年とそこらブログというものを書いてきて、ずっと思っているのはこのことです。少数の者たちのために手紙を書く。こういった形で文章を世界中にさらけ出すにあたって、これ以外のことを考える必要はありません。 ブログを書こうという人など、それ自体が少数の者です。だから私は、いつものように少数の者のために書く。あなたのために書く。ブログを書こうなどという、少数の者のために。 初期衝動さえあればいい。その衝動がただひたすらにものを書くこと、だれかの目に触れさせること、それを持続させることにつながるのだから。最初の「公開する」ボタンを押した瞬間からそれは始まり、あなたが息絶えるまでそれは終わりません。

    ひたすら少数の者のために手紙を書くがいい - 関内関外日記
  • 自分の脳味噌ぶっ壊したくて酒飲んでんだよ - 関内関外日記

    今週のお題「家飲み」 「節度ある」飲酒も脳に悪い? 流ちょうさに影響も 研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース 節度ある適度な飲酒であっても、脳の損傷や知的技能のわずかな低下につながるとの研究論文が7日、発表された。多くの国が定める飲酒ガイドラインに異議を唱える内容だ。 大歓迎な発表だよ。おれはおれの脳味噌ぶっ壊したくて酒飲んでんだ。内臓ぶっ壊したくて酒飲んでんだ。とっととわけのわからない人間、人間ではない人間になりたいんだ。正気を失いたいんだ。ずっと正気を失ったままになりたいんだ。あるいは内臓の疾患で死んでしまったってかまなわないんだ。 というわけでおれは今夜も酒を飲む。ドライジン、泡盛古酒、テキーラ、シングルモルトウイスキー。ハードリカーでなくてはダメだ。ビールなんかで酔っぱらえるか。どんどん酒がなくなっていく。酒が飲みたい。酒を飲んで、一時的にでいいから、この正気を失わせて

    自分の脳味噌ぶっ壊したくて酒飲んでんだよ - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2017/06/10
    酒に失礼だな。楽しみなよ。
  • 【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記

    こんな記事が話題になっていた。 www.ishidanohanashi.com おれも物心ついたときからなにも考えず、「将来は灰色のスーツを着たサラリーマンというものになるのだろう」と漠然と思い浮かべて生きていた。ただ、サラリーマンになるにもそれ相応の学歴なども必要だろうから、という理由で塾に通い、中学受験をしたりした。神奈川県にはア・テストというものがあって……という理由をいちいち説明しないが、算数、数学、そして音楽や体育という実技から逃げるための中学受験という面もあった。おれは自分が想定していた中で最低のすべり止めの二次試験になんとか合格した。そこにも落ちていたら、地元の荒れ気味な公立中に通い、また別の人生を歩んだだろう。 それから6年間、おれは漠然と中高一貫の私学に通った。そして、大学に入り、灰色のサラリーマンになるために。男しかいない学校だった。高校3年になってからは、予備校にも通

    【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2016/09/18
    人生の苦楽が分かる良い文章。だが件の彼には伝わんないんだろうな。完全に自分の考えを盲信してるんだもの。
  • はてな横浜オフ会顛末 - 関内関外日記

    「焼き鳥半額んなってたよぉー」 参加者の一人がプラスチックのパックに入った焼き鳥を山ほど品館あおばのビニール袋から取り出す。 「それじゃ乾杯といきますか」 参加者おのおのにタカラの缶チューハイが行き渡る。一人の参加者が、「おりゃあ缶から直接飲まねえんだ。そういう主義なの!」といって、道端で拾ってきたと思しきセブンイレブンのコーヒーカップにチューハイを注ぐ。準備はできた。 「プリントアウトー!」 缶と缶がおざなりの音を出すか出さないかしてぶつかり合う。みなアルコールを喉に流し込む。何ヶ月ぶり、いや、何年ぶりかの酒というものもいただろう。酔いはすぐにまわる。半額の焼き鳥もすぐになくなってしまう。だが、パークスクエアの植え込みの前から、もう一度品館あおばに買い出しに行くものはいなかった。だれももうなにも買う金なんてなかった。 それでお互い、昔話に花を咲かせる。今やだれも通信機器なんていうもの

    はてな横浜オフ会顛末 - 関内関外日記
    yuki_2021
    yuki_2021 2014/07/04
    実にはてならしい文学。
  • 人間、「ラク」じゃいけねえのかよ。「したたか」に逃げてちゃいけねえのかよ。 - 関内関外日記

    エンツェンスベルガーの『がんこなハマーシュタイン』の中に、ハマーシュタインの言葉として「不安は世界観ではない」というのがあった。いまいち意味を掴みかねた。どうもアランとかいうやつの箴言じゃないかと思う。あるいはそのアレンジ、それともまったく違うか。よくわからないが、まあどうでもいい。そいつの箴言はこんなものだ。 Le pessimisme est d'humeur ; l'optimisme est de volonté. ペシミズムは気分だ。オプティミズムは意志だ。 そんな感じだろうか。悲観主義は主義なんかじゃなく気分、雰囲気とかそんなものだ。だから、きちんと意志を持たねば楽観主義に至れぬ、そんな話だろうか。よくわからない。よくわからないが、だいたい合ってるような気がする。これといった目的もなく、生きがいもなく、成功することとも無縁で、ただだらだらと生きている人間は無限の悲観主義に陥って

    人間、「ラク」じゃいけねえのかよ。「したたか」に逃げてちゃいけねえのかよ。 - 関内関外日記
  • 地に足の着いた狂気か? 宮崎駿『風立ちぬ』を観る - 関内関外日記

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を公開初日に観た。せっかくだから感想も初日に書いてやろうと思ったのだけれど、そうはいかなかった。言いたいことがありすぎるのかなさすぎるのか、言いたいことがあるのにうまく言えないのかよくわからなくなった。たんに疲れてしまっただけかもしれない。 一日経った。おれの理解しうる範囲でいえば、こいつは結局、ある種の狂気を描いた映画だった。美しい狂気の夢だった。宮崎駿の「企画書」にある通りだ。ただし、『ポニョ』みたいに得体のしれないそのままではなく、地に足の着いた映画だ。地に足が着いているのに、夢は空をかける。奇妙な話だ。おまけに男女の愛まで描いている。不足もなければ過剰もなかった。沈頭鋲の話で小一時間ということなんてなかった。 おれは鑑賞中、二度ほど泣きそうになった。一回目はwikipedia:カプロニ_Ca.60(去年の7月にブックマークしている)の飛行失敗? いや、違うか

    地に足の着いた狂気か? 宮崎駿『風立ちぬ』を観る - 関内関外日記
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