今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した、最新の全国の予測地図が26日公表されました。北海道沖の千島海溝沿いでの地震活動の評価が見直されたことから、北海道の東部を中心に、前回より大幅に確率が上がったほか、関東や太平洋側で、引き続き確率が高くなっています。 26日に公表された、ことしの予測によりますと、北海道沖の千島海溝沿いの地震活動の評価が「今後、マグニチュード8.8程度以上の巨大地震が起きるおそれがある」と見直されたことを受けて、北海道の東部を中心に確率が大幅に上がりました。 去年4月に公表された前回の予測と比べて根室市で78%と15ポイント上昇、釧路市で69%と22ポイント上昇したほか、帯広市で22%と9ポイント上がりました。 また、首都直下地震や南海トラフの巨大地震などが想定されている、関東地方や太平洋側で引き続き確率が高くなっていて、千葉市が85%と最も高く、
サッカーワールドカップロシア大会で、日本がセネガルを相手に成功させたオフサイドトラップと呼ばれる戦術について、世界の多くのサッカーファンが、ネット上で「日本のサッカー漫画『キャプテン翼』を思い起こさせる」などというツイートとともに、称賛の声を寄せています。 サッカーでは、ゴールキーパーを除いて、守りのいちばん後ろの選手がいる所をオフサイドラインと呼び、攻めの選手は味方がパスを出すまで、オフサイドラインの後ろに行ってはいけません。 今回、日本は相手がフリーキックを行う際に、守りの選手が息を合わせてオフサイドラインを上げ、相手の選手をラインの後ろに置き去りにしました。 このプレーについて、ネット上では「これがオフサイドトラップだ」とか「このプレーは美しい」といった称賛の声が相次いでいます。 さらに目立ったのが、日本の人気サッカー漫画や登場人物の名前を併せてつぶやく投稿で、「キャプテン翼で初めて
電子決済や広告などに広く利用されている「QRコード」に、偽の情報を仕込むことができるセキュリティ上の弱点があることが、神戸大学のグループの研究でわかりました。この弱点を悪用すると、利用者を一定の割合で不正なサイトに誘導することも可能で、グループではセキュリティー対策の強化が必要だとしています。 このQRコードのセキュリティについて、神戸大学の森井昌克教授らのグループが検証したところ、コードを作成する際に不正な操作を加えると、本来の情報に加えて、偽の情報を仕込むことができることがわかったということです。 これはコードを読み取る際のエラーを修復する機能を悪用したもので、こうして作られたQRコードを読み取ると、多くの場合は本来のサイトに誘導されますが、100人に1人といった一定の割合で、別のサイトなどに誘導することができるということです。 このため、金融機関などにつながると偽装したQRコードが表
自民党の穴見陽一衆議院議員は、先週の衆議院厚生労働委員会で参考人として出席したがん患者の男性が意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言し、批判を受けたことを踏まえ、22日、大分がん研究振興財団の理事の辞任届を提出しました。 こうした中、がん治療に関する研究を支援する、大分がん研究振興財団(大分県由布市)は、理事を務める穴見氏が辞任届を提出したと発表しました。 財団は、来週にも評議員会を開いて、辞任届を受理することにしています。 穴見氏の発言について、大分がん研究振興財団の植山茂宏理事長は「参考人をはじめ、全国のがん患者や家族の方々に大変不快な気持ちを抱かせましたことを心よりお詫び申し上げます」というコメントを発表しています。
今回の地震で、震度6弱の揺れを観測した大阪 箕面市では市内の公立の小中学校に設置されたブロック塀について児童や生徒の不安を取り除きたいとして、すべて撤去する方針を固めたことが市への取材でわかりました。 これを受けて、高槻市と同じ震度6弱の揺れを観測した箕面市では市内に20ある公立の小中学校で、倒壊するおそれのあるブロック塀がないか緊急の調査を行いました。 その結果、8つの小中学校に合わせて9か所ブロック塀が設置されていて、法令に違反している塀は見つかりませんでしたが、中には、土台の擁壁と合わせると2メートル80センチほどの高さになるものもあったということです。また設置当時の設計図が確認できないものもあったということです。 こうしたブロック塀について市は「児童や生徒に不安を与える」としてすべて撤去する方針を固めました。 市はブロック塀の代わりにスチール製のフェンスを設置することなどを検討して
「最近、バスの本数が減ったなぁ」と感じること、ありませんか。「何をいまさら…」と感じる方もいるかと思いますが、調べてみると、たしかに今、バス業界では大きな異変が起きていました。それも大都市部で。しかも、このままなにも手を打たないでいると、かなり深刻な事態になりそうなんです。 (宮崎放送局記者 牧野慎太朗・ネットワーク報道部記者 後藤岳彦・おはよう日本ディレクター 北條泰成) ことし2月、福岡県民に衝撃が走りました。あの、日本最大規模のバス会社が大規模な減便を発表したのです。 その会社とは「西鉄」の愛称で福岡県民に親しまれている「西日本鉄道」。何に衝撃を受けたかというと、その対象路線でした。これまでバス路線の見直しと言えば地方の赤字路線が「定番」でしたが今回の対象は福岡市中心部。それも、屋台が立ち並ぶ「中洲」を中心に「天神」や「博多駅」などを結ぶ、1日平均8000人が利用する黒字路線でした。
19日、静岡県藤枝市で小学4年生の男の子が学校の近くの路上で頭を切りつけられて大けがをした事件を受けて、20日、藤枝市で下校途中の児童の見守り活動をしていた86歳の男性が、同じく見守り活動に向かっていた男性の軽乗用車にはねられ死亡しました。 また、軽乗用車を運転していた70代の男性と、一緒に乗っていた70代の男性が、頭などに軽いけがをしました。 地元の人によりますと、臼井さんは日頃から、事件があった小学校とは別の小学校で子どもたちの見守り活動をしていましたが、20日は事件を受けて下校時間が早まり、昼前に見守り活動をしていたということです。 また、車の2人の男性も見守り活動のため、持ち場に向かうところだったということです。 現場はJR藤枝駅から北に1.5キロほどの交差点で、警察は運転してた男性から事情を聴くなどして事故の原因を調べています。
絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの資源回復につなげようと、岡山県のベンチャー企業と中央大学が、ウナギの稚魚を川に放流してどれだけ定着するかを検証する国内初の実験を始めました。 こうした中、岡山県のベンチャー企業「エーゼロ」と中央大学の海部健三准教授のグループは、川で成長するウナギの数を増やそうと、岡山県西粟倉村で、稚魚を放流して効果を検証する国内初の実験を始めました。 20日から特殊な試薬で頭の組織に印を付けた体長およそ10センチ、重さが平均2グラムほどのニホンウナギの稚魚500匹の放流が始まり、これから数年間川にどれだけ定着したかや、成長の度合いを調べます。 放流にあたっては、稚魚だけでなく、ある程度の期間養殖して育てたウナギも同時に放し、稚魚のほうが定着しやすいかどうかも確認します。 中央大学の海部健三准教授は「ウナギの資源回復は、適切な資源管理や生息環境の改善によって、放流には
ある記者の元にもこの情報が届きました。13日の夕方、ママ友からのLINEです。 「6月7日に●●公園の近くで、アンパンマンとメロンパンナのお面を被っている2人組に子どもが腕を捕まれ、車に連れ込まれそうになったそうです」 真実味を帯びた詳細な情報も、送られてきました。 「車は紺のフォルクスワーゲン、スポーツタイプでナンバーは上が371」 そして気味の悪い話が続きます。 「2人組で行動していてメロンパンナ、アンパンマン、マリオなどお面を日替わりで付け替えているらしい」 情報は横浜市が中心。出没場所や被害の具体的な状況もあり、ツイッターを見てみると同じような情報が多くリツイートされていました。子どもが「アンパンマンだ!」と喜んでついて行ったら大変です。気になって調べてみることにしました。
他人のパソコンを無断で遠隔操作して仮想通貨を得ていたとして、宮城県警察本部は2人を書類送検しました。 書類送検されたのは、東京都新宿区の24歳のIT企業の会社役員ら2人です。 このうち会社役員は、仮想通貨の動きを監視することで仮想通貨を得られるソフトを、自分が運営するアダルトサイトに組み込み、ほかの人がそのサイトを見ている間にそのパソコンを遠隔操作で無断で使って不正に利益を得ていたということです。 また、もう1人はオンラインゲームを有利に進められるよう改ざんしたプログラムの中に、仮想通貨を得られるソフトを組み込み、そのプログラムを使った人のパソコンを遠隔操作して利益を得たということです。 警察によりますと、書類送検された2人は容疑を認めているということです。 警察がインターネット上を監視するサイバーパトロールで発覚し、14日、全国10県の警察で16人を書類送検したということです。 2人が不
千葉県東方沖の周辺で、今月に入り、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が発生し、地震活動が活発になっています。スロースリップは少しずつ場所を変えながら続いているとみられ、専門家は、今後の地震活動に引き続き注意するよう呼びかけています。 防災科学技術研究所によりますと、「スロースリップ」は今月3日から8日の昼にかけては千葉県東方沖で発生し、その後、8日昼すぎから12日にかけては房総半島の南東部で起きたとみられます。 さらに13日から14日にかけては、千葉県勝浦市周辺やその沖合の領域へと、少しずつ場所を変えながら継続しているとみられるということです。 この間、千葉県内では今月12日と14日の合わせて2回、震度3の揺れを観測する地震が発生しています。 地震調査委員会の委員長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「千葉県東方沖のスロースリップは、過去にも発生場所を
東京 中野区にある多目的施設、「中野サンプラザ」を解体して、1万人を収容できるアリーナなどを建設する計画をめぐり、酒井直人新区長は、検証委員会を設置して、計画の見直しを進める考えを示しました。 酒井新区長は就任後、初めての記者会見で、「『中野サンプラザ』を残す、残さないの議論はこれまでなかった。『中野サンプラザ』を建て替えるという建物ありきの話になっていた」と指摘しました。 そのうえで「建物を残すとすれば、どれくらいコストがかかるのか、データで示すなどして方向性を出していきたい」と述べ、学識経験者らをメンバーとする検証委員会を設置して、計画の見直しを進める考えを示しました。 「中野サンプラザ」は、地域のランドマークとして親しまれ、最近はアイドルグループがコンサートを開くなど、アイドルの聖地としても知られています。
片側1車線の高速道路で、車が対向車線にはみ出す事故を防ぐため、国土交通省は、全国の対面通行区間のおよそ半分を対象に、「ワイヤーロープ」と呼ばれる金属製のロープを、センターラインに設置することを決めました。 こうした事故を防ぐため、国土交通省は去年、センターラインに置かれている軟らかい樹脂製のポールを、金属製のロープを束ねたワイヤーロープに変更し、車のはみ出しを防ぐ対策を一部の路線で試験的に行いました。 その結果、試験区間でのはみ出し事故は1件と、おととしの45件から大幅に減り、事故の減少に効果があることが確認されました。 これを受けて国土交通省は、技術的に設置が難しい場所を除き、全国の対面通行区間のおよそ半分に当たる1500キロを対象に、おおむね5年後までにワイヤーロープを設置することを決めました。 車線を増やす工事のめどが立っていない区間などで、優先的に設置を進める方針で、石井国交大臣は
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