米Oracleは8月29日、無償のWebアプリケーション開発ツールの新版「Oracle Application Express Release 2.2(以下、Apex 2.2)」を正式に発表し、今後同ツールの提供に力を注いでいく考えを示した。 同社は、かつて提供していたApex同様の機能を持つ開発ツール「Web DB」とApexとを対比させたい考えだ。Web DBの機能強化はすでに停止されており、早い段階で実質的に葬り去られている。 これまで「Oracle HTML DB」と呼ばれていたApex 2.2は、プログラミング経験の少ないユーザーでも、Oracleデータベースに格納されている情報を使って安全なWebアプリケーションを構築、導入、管理することができる。Oracleのソフトウェア開発担当バイスプレジデント、マイク・ヒクワ氏によると、今回製品名を変更したのは、ツールの機能を正しく理解し