筆者は日頃からドキュメントスキャナで様々な紙資料を取り込んでいる。メインで利用している「ScanSnap S1500」は2年以上使いこんでおり、最近どうも重送や紙詰まりが多いと思ってたところ、メンテナンスキットが発売され、遅ればせながらメンテナンスが必要なことに気がついた。今回は、ドキュメントスキャナのメンテナンス方法を紹介する。また、さらなるスキャン速度を求めて業務用スキャナの導入も検討してみた。 メンテナンスキットで新品時の性能を取り戻す 2010年3月の本連載「あらゆる紙資料をパソコンに取り込んで活用する技」でも登場したS1500は、わが家で2年以上も酷使されていた。パッドユニットとピックローラユニットはそれぞれ交換周期の目安があり、それぞれ5万枚または1年ごと、10万枚または1年ごととなっている。筆者のスキャナは、1日200枚×365×2年強で計算すると12万枚以上は取り込んでおり
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