先日職場でJVMの話をしてた。 ちょうどいい機会だからちょっとまとめたいと思う。 JVMの構成まずはJVMの構成について。JVMには3つの領域が存在する。 Permanent領域(非ヒープ領域) New領域(ヒープ領域) Old領域(ヒープ領域) Permanent領域にはJVMにロードされたクラスやメソッドの情報、New領域にはインスタンス化されたオブジェクトの情報、Old領域には寿命の長いオブジェクトの情報が管理される。(「寿命の長い」については後述のScavenge GCを参照。) Permanent領域は非ヒープ領域、New領域とOld領域はヒープ領域となる。 非ヒープ領域には基本的にGCは走らず、JVM起動時に静的な情報が管理される。(※) 一方、ヒープ領域はインスタンス化されたオブジェクト情報といった動的な情報が管理され、GC対象となる。 ※ユーザ定義のクラスローダーが存在する