新型コロナウイルスの影響で仕事を失うなどした生活困窮者らを対象に、全労連や市民団体など20団体が連携して19日、東京都千代田区の日比谷公園で「なんでも相談会」を開いた。52人が来訪。「仕事がなくなった」「求人が少ない」とコロナ禍の悲痛な叫びが聞こえた。 ◆家賃払えず「友人宅に転がり込んでいる」 「仕事が減らされて家賃を払えない。友人宅に転がり込んでいる」。ビル管理会社のパートとして働く男性(73)は相談後、重い表情で取材に応じた。 大学の清掃を任されているが、緊急事態宣言下の5月、「オンライン授業で学生がいないので掃除する所もない」と言われた。週5日だった仕事は週1日に減り、月収は約12万円から多い月でも4万円ほどに。東京都新宿区内のアパートの家賃を払えなくなり、知人男性宅に身を寄せている。 男性も友人も1人暮らしだが、友人宅も6畳1間と広くないため「いつまでもいるわけにはいかない」と胸の
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