誰かにしか受けないもので良い、それを私がやりたいのなら カリスマ書店員の間室道子さんの言葉より。 ▼間室 道子 THE CONCIERGE BOOK | 代官山 蔦屋書店 間室からすれば、この〝誰のために〟という設定は、書店に限らず何かを創り出そうとする際の核になるべきものだ。皆それを知っていながら、しかしそれを推し進める勇気を持てずに〝皆さんのためのもの〟を作ってしまい、結果として誰も喜ばないものが量産されてきた。間室は言う。 「〝誰にでも受けるもの〟は誰にも訴えかけない」 ネット上で創り上げるブログについても、私は間室さんと同じような価値観で考えている。 誰にでも受けるものはつまらない。そういうものに、私は興味がない。特定の誰かに強烈に印象づけられるような、そういうものを創りたい。その何かは、私がコダワリを持って創り出した、何かだ。私しかできない何かだったら、なお良い。 「誰にでも受け