わが国にもいわゆる負の所得税が導入されることになりそうだ。 今日19日18時から経済財政諮問会議が約1ヶ月ぶりに開催されるが、 安心できる社会の構築に向けた集中審議が行われているところであり、 その動向が注目されている。 19日4時30分時事通信社記事はこう報じた。 政府は18日、減税と低所得層への給付金を組み合わせた「給付付き 税額控除」制度の導入を検討する方針を固めた。 子育て世帯やワーキングプア(働く貧困層)にターゲットを絞った 負担軽減策と位置付ける。 社会保障番号と納税者番号の機能を併せた「安心保障番号」創設も検討し、 6月に決定する「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2009」に反映させる。 給付付き税額控除は、納税額が少なく、減税の恩恵が少ない低所得層や 子育て世帯に減税の代わりに給付金を支給する制度。 生活支援に加え、低所得者ほど税負担が重くなる