ロベン(写真右)とエインセはイングランドを離れ、共にスペインのレアル・マドリーへ新天地を求めた【 Photo:AFLO 】 8月25日にスペインとイタリアでリーグ開幕を迎え、07−08シーズンの欧州サッカーが本格的にスタートした。31日には夏季の移籍市場が締め切られたが、今季はオフ早々に大型移籍が実現し、電撃的な駆け込み移籍は多くなかった。 今シーズンは、毎年移籍市場の中心となるイングランドに加え、スペインのクラブの積極的な補強が目立った。中でもレアル・マドリーは、8月にもアヤックスからスナイデル、チェルシーからロベン、マンチェスター・ユナイテッドからエインセと次々に即戦力を獲得。一方で、シシーニョをローマに、エメルソンをミランに、カッサーノをサンプドリアへ放出した。 そのほか、テベスがウェストハムからマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、ビルトールはパリ・サンジェルマンからレンヌ、ク