広島市が原爆の日となる8月6日、オリンピック選手らに黙とうを呼びかけるようIOC(=国際オリンピック委員会)へ要請したことに対し、バッハ会長は「閉会式に祈りを捧げる」と回答しました。 広島市は先月29日、バッハ会長に「8月6日の午前8時15分、選手村やそれぞれの場所で黙とうを捧げ、心の中で平和記念式典への参加を呼びかけてほしい」と要請していました。 これに対し2日午後、バッハ会長から「閉会式(8月8日)には、すべての犠牲者に対し、祈りを捧げるセレモニーを用意している」と文書で回答があり、8月6日に黙とうを呼びかける方針ではないことがわかりました。 被爆者団体は…。 広島県被団協・箕牧智之理事長代行「(黙とうを)してもらえれば全世界に知らない人でも、8月6日の広島の出来事が分かってもらえると思った」 また、広島市も「無理のない範囲で呼びかけたつもりだったので非常に残念」とコメントしています。
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