VESPER代表取締役の谷口優氏 お店予約のソリューションが増えてきた。クーポン系のフリーペーパーの時代からぐるなびのようなオンラインデータベース、食べログといった口コミ、Rettyに代表されるソーシャルグラフへと「お店選び」の検索ソリューションは徐々に変化しつつあったが、こと「予約」となると、紙からオンラインに至るまで「電話予約」が主力の方法だった。 これに大きく風穴をあけたのが米OpenTableに代表される「オンライン席予約」の仕組みになる。従来、店舗のテーブルが空いてるかどうかは店ごとのアナログオペレーション(平たくいえば予約台帳ノート)によっており、管理には無駄があった。そこをデジタル化すればもちろん効率は良くなり、無駄なく席を埋めることが可能になる。 国内もぐるなび、食べログがオンライン予約に対応、スタートアップでは予約台帳アプリのトレタが開始1年で1900店舗の獲得に成功する