将棋の棋王戦コナミグループ杯五番勝負第1局が2月4日、富山県魚津市の「新川文化ホール」で行われ、富山県魚津市の「新川文化ホール」と伊藤匠七段(21)の対局は持将棋が成立した。藤井棋王にとっては、2016年10月のプロ入り以来公式戦で初。持将棋は通常の公式戦では千日手と同様に指し直しとなるが、タイトル戦は「引き分け」として扱われるため、スコアは両者ともに「0勝0敗1分」となる。
![藤井聡太棋王、自身初となる持将棋が成立 挑戦者・伊藤匠七段との棋王戦五番勝負開幕局は“引き分け” 両者ともに「0勝0敗1分」に | 将棋 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c4378e1a2a18652043c206a22862b79eeaa4730/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftimes-abema.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F6%2F-%2Fimg_561d54ffa787f17b409528e5513cd5f1455570.jpg)
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コンピュータは永遠にプロには勝てない──。将棋AI(人工知能)はかつて、こう言われていた。2005年6月、そんな世界に突如、トップ棋士に迫る実力を持った将棋AIが現れた。Bonanza(ボナンザ)だ。開発した保木邦仁さん(44)は当時、将棋をほとんど知らない光化学の研究者だった。将棋を知らないからこそ得られた発想と、異分野の研究をしていたからこその気づきが、ブレイクスルーを生んだ。(ジャーナリスト・田中徹、撮影・八尋伸/Yahoo!ニュース 特集編集部) 2007年3月21日、将棋界の歴史に残る対局が行われた。「大和証券杯ネット将棋」の特別対局。将棋界の頂点である竜王(当時)・渡辺明氏がプロ棋士として初めて公の場で将棋AI「Bonanza」と対局した。先手のBonanzaは自陣の王将を守る「穴熊」という戦法をとると、渡辺竜王も「穴熊」で応戦。中盤までBonanzaは優勢に進めたものの、11
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