ライゾマティクス リサーチは、メディアアートの手法をエンタメの舞台に取り入れ、鮮烈な印象を残す作品群を送り出しています。そんなライゾマティクスに昨年加わった花井裕也さんは、エンタメの世界で「生きた形跡」を残したいと思った一人のプログラマーです。花井さんへの取材では、これからの時代に求められる、プログラマーの新しい役割が見えてきます。 花井裕也(はない・ゆうや)さん ライゾマティクスリサーチ シニアソフトウェアエンジニア。慶應義塾大学大学院 理工学研究科修了。学生時代は顔認識アルゴリズムやプロセッサ開発を手がけ、研究成果「汎用認識プロセッサ」をLSIに関する世界最大の国際会議ISSCCで発表。2010年4月にソニー入社、AR(拡張現実)の技術開発に携わる。開発成果として「LiveAction AR」などがある。ライゾマティクスが関わったPerfume「氷結SUMMER NIGHT」ライブの演