伝統のステージで米Intel CEOが語った「近い将来に起こること」 毎年年始に米ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」。開催前夜に行われる基調講演は、かつて米Microsoftのビル・ゲイツ氏によるスピーチが定番だった伝統のステージだ。CES 2016では、米Intelのブライアン・クルザニッチCEOがそのステージに立った。同氏による基調講演は、2014年のCESから数えて3回目となる。 登壇者の顔ぶれを見れば分かるように、かつては家電の世界においてもPCやその関連技術は花形だったが、そのトレンドもいまは昔、CESそのものの出展社や展示内容も変質しつつある。 事前に予想はしていたものの、今回の基調講演はゲーム以外でPCの要素がほぼなくなり、「Intelと言えばPC」というイメージを払拭(ふっしょく)しようとしているようだ。
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