コンテンツエリア メインコンテンツ 井上尚弥対TJ・ドへニー 4回、TJ・ドへニー(右)を攻める井上尚(撮影・河田真司) [記事へ]
3月13日の第3回公判。検察側2人目の証人は警察庁の技官で、現在は東京都警察情報通信部情報技術解析課所属の岡田智明氏。平成23年(2011)4月から、同課で不正プログラムの解析業務に当たっている、とのこと。これまで分析を担当したサイバー犯罪は「細かいものも含めて1000件を超える」とのこと。PCの遠隔操作をした事件も100台程度の解析に関与した、という。 本件では、問題の遠隔操作プログラムの動作の解析と、何種類かあるiesys.exeの比較解析を担当した。 今回もまた、 ――ウェブページとは? 「インターネット上で公開される文書の一種でございます」 といった基本的な用語の確認から始まった。 ただし、ウェブブラウザについて、「ウェブページを見るためのプログラムで、HTML言語を解釈するものでございます」という説明が、裁判官にどの程度理解されているのかはよく分からない。 岡田証言の要旨以下、岡
2011年6月24日金曜日 判決から見るライブドア事件2 第1 はじめに 先日、ライブドア事件について記載したエントリーが、望外に多くの方に読んでいただけました。 あらためて、自分で読みなおしてみると、誤字があったり、全体像が分かりにくかったりと、反省すべき点がいっぱいです。 そこで、今回は、もう少し、ライブドア事件の全体像を見てみようと思います。 第2 何が罪とされたの? ライブドア事件でよく議論されるのは、支配下にあった投資ファンドによる自社株売却益を、売上に計上したことの是非です。 ですが、ライブドア事件と呼ばれる、旧証券取引法違反事件は、もう少し、多くの行為が問題とされています。 そこで、裁判では何が問題となったのかを、ちゃんと見てみようと思います。刑事裁判で、審判の対象となるのは、検察官が主張する法律に違反しただろっていう事実(訴因)です。 そして、この訴因は、有
2011年6月23日木曜日 判決から見るライブドア事件 第1 はじめに ライブドア事件当時、私は、ベンチャー企業に憧れをいだいて、学生ベンチャーの真似事をしていました。 ニュースで堀江さんが逮捕されたと聞いて、衝撃でした。それと同時に、自分の進路を考えるきっかけとなった出来事でもありました。 ライブドア事件以来、私は、法曹への道を目指し、法科大学院へ進学し、司法試験を受け、修習生になりました。 ライブドア事件が法曹を目指したきっかけの一つというくらいですので、関心が強い分野は、法律と会計の間の分野です。法廷会計学、倒産・事業再生、税法などに専門性を有したいなと思っています。 第2 本稿について 先日、堀江さんが、ライブドア事件の実刑判決の刑に服するため、収監されました。それがきっかけで、ライブドア事件はどういった意味だったのかということが話題にのぼるようになりました。 ライブドア事件は、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く