私にもう一度会いたいと思ってくれてる?私が幸せになるように願ってくれた?答えは聞けないから、ただ一方的に報告するのみです。昨日は朝から大変だったけど何とか間に合わせて満足の出来、お蔭様でいいお客様に出会えて物件売れました、等々。返事を待つことなく。 母が料理しているのが私の好物ではないと気付いて文句を言いかけた(ワガママに育ちました)時、近くに居た父に言われました。『ゆり子の分はこのあと作ってもらえるから大丈夫。』料理を続けながら、母が言いました。『いつも甘やかすから好き嫌いの多い子に育ったのよ!』夫婦喧嘩なんかしたらもったいない!全然違う話題に変えてしまおう。咄嗟に思ったことを言ってしまいました。『なんか夢みたい!死んだと思ってたパパと又ご飯一緒に食べられるなんて。』 小さな炎のような温かい光に包まれていた平凡な家族の風景が一瞬で消えてしまいました。夢みたいじゃなくて、夢だった…空気を読