When an application puts a socket into LISTEN state using the listen syscall, it needs to specify a backlog for that socket. The backlog is usually described as the limit for the queue of incoming connections. Because of the 3-way handshake used by TCP, an incoming connection goes through an intermediate state SYN RECEIVED before it reaches the ESTABLISHED state and can be returned by the accept s
本記事の公開後の2016年7月にはてなにおけるチューニング事例を紹介した。 はてなにおけるLinuxネットワークスタックパフォーマンス改善 / Linux network performance improvement at hatena - Speaker Deck HAProxy や nginx などのソフトウェアロードバランサやリバースプロキシ、memcached などの KVS のような高パケットレートになりやすいネットワークアプリケーションにおいて、単一の CPU コアに負荷が偏り、マルチコアスケールしないことがあります。 今回は、このようなネットワークアプリケーションにおいて CPU 負荷がマルチコアスケールしない理由と、マルチコアスケールさせるための Linux カーネルのネットワークスタックのチューニング手法として RFS (Receive Flow Steering) を
Hacker School在籍中、ネットワーキングの理解をより深めたいと思い、小規模なTCPスタックを書いてみようと思い立ちました。個人的には、C言語よりもPythonの方になじみがありましたし、その頃ちょうど、パケット送信を 非常に簡単に する scapy ネットワーキングライブラリも見つけたところでした。 そんなわけで、 teeceepee を書き始めました。 基本的な構想は次のとおりです。 TCPパケットを送信可能にするRaw socketを開く google.comを取得するためにHTTP要求を送る 応答を取得しパースする 成功を祝う 適切なエラー処理などについてはさほどの注意も払わず、ただただウェブページを取得し、勝利を宣言しようと思っていました(^_^) ステップ1:TCPハンドシェイク 手始めは、GoogleとのTCPハンドシェイクです(以下は必ずしも正しく動作しませんが、原
TCP_DEFER_ACCEPTは、LinuxでサポートされているTCPのオプションで、サーバ側で使用した場合にはaccept(2)からのブロック解除をTCP接続が完了したタイミングではなく最初のデータが到着したタイミングで行ってくれるオプションです。 Webサーバ・アプリケーションサーバではリクエストが到着してからaccept(2)のブロックを解除するので、リクエストの到着をWebサーバ・アプリケーションサーバで待つ必要がなくなり、特にprefork型のサーバでは効率的にプロセスを使えるようになるという利点があります。PerlではStarletがこの機能を有効にしています ところが、某サービスでTCP_DEFER_ACCEPTが有効にも関わらず、accept後のreadでデータが読めず、最悪の場合、デフォルトのtimeoutである5分間プロセスがストールすることがありました。strace
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