仔馬が生まれ始めているようだ。 血液検査で、IgGほかを測るベビーチェックがきはじめている。 そろそろ難産の季節でもある。 筋トレを始めた方が良さそうだ。 - 馬の重度の難産では、全身麻酔して後肢を吊り上げる方法で失位整復して娩出させることが多い。 われわれは、平成6年に北海道産業動物獣医学会でこの方法を発表して、賞をもらった。 馬の難産は怒責が強くて押し戻せない。それで失位整復ができないので、全身麻酔して胎仔を押し戻すことで失位整復して娩出させる。 この方法を汎用し始めて四半世紀になるわけだ。 かつての古い倒馬・覚醒室でやり始めたのだし、 新しくなった覚醒室でもやっているし、 野外でトラクターで吊ってやったこともあるし、 重種馬でもこの方法でやるし、 ミニチュアポニーだってこの方法でやっている。 が、母体にはかなりの負担がかかる。 後肢、とくに飛節は過伸展し、覚醒起立時やその後に足元がお