ソフトウェア開発は、次の3つの側面からシステムを捉えて設計を進めます。 機 能:どのようなサービスや処理を提供するか 構 造:どのような要素をどのように関係づけて構成するか 振舞い:どのような処理を実行するのか 本チュートリアルでは、このうち「振舞い」の設計に使うステートマシン図の描き方と、図を描いた後に、状態遷移表を使って仕様漏れなどを確認する方法を、CDプレーヤー操作システムを題材に用いて紹介します。 このチュートリアルで学べること UMLステートマシン図を使って、状態に基づく振舞いのモデルを作成する方法、さらに状態遷移表を使った効率的な、仕様の抜け漏れ確認の方法学びます。 作成するモデル図:ステートマシン図, 状態遷移表 ステートマシン図の描き方 図を描いた後に、状態遷移表を使って仕様漏れなどを確認する方法 対象者 モデリングやUMLステートマシン図、状態の遷移についてこれ