でもさ、と私は田村の話を遮った。僕の文通相手はね、本当は存在していないんですよ。いや、あの写真の男……男か、女か、何と言ったらいいかわかんない、僕は男と言ってしまうけれども、あの人はもちろんどこかに実在しているけど、僕が文通をしていた相手は北海道まで探しに行っても、どこにもいない。成瀬文香なんて人はね。いや、それはどうでもいいことで、いやどうでもはよくないけど、そんなことを言いたいんじゃなくて、僕は成瀬文香を、死んだ人のように思い出すことがあるんですよ。 滝口悠生「高架線」 高架線 posted with ヨメレバ 滝口 悠生 講談社 2017-09-28 Amazonで見る Kindleで見る 詩情とは場である。 かつて詩人のオクタビオ・パスはそういったらしい。 らしい、といのは友だちから聞いて知ったからなのだけれども、この考え方には説得力があって、ぼく自身がそういうことを考えるうえでも
花澤香菜がすきだ。 さいきんものすごい勢いで3次元に興味がなくなってきているぼくをかろうじて3次元にとどめているのは彼女といっても過言ではない。ただ、ぼくは声豚なんかじゃない。花澤香菜が好きだというこの感情に先立つものはなにもない、いってみれば花澤香菜原理主義者みたいなものだ。 ぼくが花澤香菜へ向けるまなざしの詳細をここに書いてしまうと、検索エンジンという神さまの逆鱗にふれてしまうので、深入りすることはやめておこう。 そのかわり、にもなんにもなっていないのだけれど、きょうは花澤香菜が演じるキャラクターで打線を組んでみた。 まあ、いまさら感ハンパないし、そもそも「打線じゃなくて打順では?」感すげぇあるけど、テンプレートが打線なのでそれにならってみる。 1番 ショート 常森朱(サイコパス) 万能系花澤キャラの常森朱は守備の要になるショートと、トップバッターをつとめてもらうことにした。友だち殺さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く