中国に行ってました。北京の中央美術学院設計学院で教えている李さんからお誘い頂いたのが11月下旬で、あまり準備する時間が無くて講演の画像も北京行きの飛行機の中でまとめたくらい。けっこうギチギチのスケジュールで、睡眠時間も毎日4時間くらいで、室内の暖房の温度差の違いとかけっこうあったけれど、体調はどうにか維持できました。そのかわり中国の「書体熱」みたいなものに感染してしまって、これまでまったく考えなかった中国語の書体のことをもっともっと知りたいと思ってます。 ドイツを発ったのが12月14日の金曜日夕方、北京に着いたのが15日の朝で、荷物を荷車に乗せて出口に向かったら「小林章」と紙に隷書プリントされた名前が見えた。迎えに来てくれていたのは、今回書体コンテストを開いて私を審査員に招いてくれた方正字庫の社員。その日のお昼をその人といっしょに食べる。最初の中国での食事は北京ダックだった。 翌朝、方正字