韓国には「ソウル共和国」という言葉がある。政治・行政・経済だけではなく、文化・教育なども含めた全ての面において、ソウル一極に集中している状況を指している。日本でも東京一極集中が問題視されているが、韓国はその非ではない。ソウル以外の大都市からでさえも人口流出が止まらないのである。 【写真】韓国の「大統領夫人」が美しすぎる…! 韓国の6大地方都市(=広域市)である釜山、仁川、大邱、光州、大田、蔚山のうち、首都圏に含まれる仁川を除く他の大都市の人口減少幅は著しい。その代わり首都圏に韓国の全人口の50%が集中してしまうほど、ソウル共和国は強固なものになっている。 もちろん、この問題を解消するために様々な努力が行われてきた。例えば、政府傘下の公共機関を、行政首都として作られた「世宗特別自治市」をはじめ地方都市へ移転するなど、行政機能だけでも分散しようと進めてきた。 また、SKY(ソウル大学・高麗大学