北米、及びカリブと北大西洋地域のRIR(Reigional Internet Registry)であるARIN(American Registry for Internet Numbers)のブログで、「Why is IPv6 faster? (なぜIPv6の方が速いのか)」という記事が公開されています。この記事に関連する内容は、NANOG 76で「Prisoner of IPv4(IPv4の囚人)」というタイトルで発表されています(動画58分ごろからがPrisoner of IPv4です)。 ARINの記事では、計測によるとIPv6を利用した方がIPv4よりもRTT(Round Trip Time)が短くなる傾向があるとしています。さらに、それによってWebサイトなどの表示速度が上昇することでSEOとしての効果も期待できるので、Googleによる検索エンジンでの順位が上がると書かれていま
総務省では、平成21年2月27日より、「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)を開催し、円滑なIPv6(注1)対応に向けた促進方策について検討を行ってきました。 今般、同研究会において、我が国の通信機器や通信インフラのIPv6化が概ね完了しているところまで来た背景を踏まえ、最終報告書~IPv6のディプロイメントからIPv6へのマイグレーションへ~を取りまとめましたので公表します。 総務省では、平成21年2月27日より「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」を開催してきました。同研究会では、IoT/5G時代の到来とあいまって、国内外でIPv6の利用が急速に普及しており、我が国においても、通信インフラのIPv6化が概ね完了しているところまで来た背景を踏まえ、平成29年10月から議論を再開し、第四次報告書に対する進捗状況検証
Cisco 841MJでDS-Liteを構築しました。 既存の記事に載っているCisco製品を使ったDS-Lite環境の場合、 ・DHCP-PDを使用した例が多くRA(router advertisement)環境を用いたものが少ない ・クライアント側にIPv6アドレスが設定できているものが見られなかった という2つの理由があり、今回の構築を試みた。 コンフィグ例は以下です。 B4#show run ! hostname B4 ! ip dhcp excluded-address 192.168.1.0 192.168.1.100 ! ip dhcp pool DHCP network 192.168.1.0 255.255.255.0 default-router 192.168.1.254 dns-server 8.8.8.8 ! no ip domain lookup ip cef
ネットワーク技術者ではない方々向けIPv6セミナー2の発表資料です。 会場をご提供いただいた株式会社インターネットイニシアティブ様、ご発表いただいた中川さん、堂前さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました! 今回、アンケートを行ったのですが、ご意見として「質疑応答で出た質問の内容が難しすぎる」というものが数件ありました。 今回の企画を行うために3人で色々話しながら発表内容に関しては、気にしながら進めていましたが、質疑応答でいただく質問およびそれに対する回答がマニアックになり過ぎることに関しては、事前に気付けていませんでした。 もしかしたら、そのためにライトな質問をしにくい雰囲気ができてしまったのかも知れません。 以後、類似する企画をする場合には、もっと気軽にライトな質問をしやすい雰囲気作りを目指したいと思います。 IPv6最新動向 ~世界共通語で最適化が進むインターネット~ 日本イ
IPv6の基本仕様を規定したRFC 2460が廃止されました。RFC 2460が発行されたのは1998年なので、IPv6の基本仕様を規定したRFCが廃止されるのは約19年間ぶり、2回目の廃止です。今後は、RFC 2460を廃止するRFC 8200がIPv6の基本仕様を規定したRFCになります。 Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification 今後、IPv6の基本仕様に関して勉強、参照、紹介などをする場合には、今回廃止されたRFC 2460ではなく、RFC 8200を利用する必要があります。 RFC 8200が発行されるまでに行われてた議論や、6月時点におけるIETFでの議論に関しては、先月、NTTコミュニケーションズ株式会社の西塚要さんが書かれた記事が素晴らしいので、是非そちらをごらんください。 Internet Watch: 20歳を超
IIJmioのFiberAccess/NFのオプションとして、 DS-Lite方式によるIPv4インターネット接続サービス が10月1日にスタートしました。IIJmioはコンシューマ向けのサービスであるためか、対応ルーターとしてIIJmioの公式サイトに掲載されている機種はBUFFALOのWXR-1900DHPとIIJのSEILシリーズだけですが、 DS-Liteのベースとなる技術はIPv4overIPv6トンネルであるため、左記の方式が利用できるルーターであればDS-Lite方式によりIPv4インターネットに接続することが出来る可能性が高い と考えられます。そこで、 CiscoルーターでDS-Lite方式によりIPv4インターネットに接続することが出来るかの検証 を行ってみました。検証に利用したルーターはCisco2801となりますが、どこのご家庭にも1台は転がっているであろうCisco
IIJ Technical WEEK 2014〜てくろぐ・せれくと 「⾃宅でもIIJを使ってみませんか?」 株式会社インターネットイニシアティブ 堂前 清隆 doumae@iij.ad.jp ⾃⼰紹介 堂前 清隆 (どうまえ きよたか) IIJのエンジニアとして、blogやTwitterで情報発信 IIJ公式Twitterアカウント @IIJ do mae IIJ公式技術blog てくろぐ http //techlog iij ad jp/ - 2 - @IIJ_doumae http://techlog.iij.ad.jp/ IIJ Technical WEEK 2014 番外編 番外編 〜てくろぐ・せれくと〜 - 3 - ⾃宅でもIIJを使ってみませんか? ⾃宅でもIIJを使ってみませんか? - 4 - IIJの個⼈向けサービス あいあいじぇい・ふぉーゆー あいあいじぇい・みお あ
Raspberry Piで安定してDS-Lite(IPv6/IPv4)が使えるかを試してみました。 DS-Liteについては以前ブログで紹介しました。 http://uchy-13.hatenablog.com/entries/2015/10/02 DS-Liteを一言でいうと既存技術を組み合わせて、IPv6とIPv4通信の共存を実現する技術です。 前提としてプロバイダがDS-Liteの接続が出来る契約をする必要があります。 IPアドレスの打ち間違えに気づかず、無駄に3時間消費してしまったが(慣れたら)簡単にDS-Liteを設定できます。 今回はファイアウォールなどの設定していないため注意が必要です。 ※DS-Liteで使用するIPv6はグローバルアドレスです。 今回構築した全体図を以下に示します。 詳細: Raspberry Pi:Raspberry Pi2 OS:Raspbian et
Google Public DNS64 Stay organized with collections Save and categorize content based on your preferences. Introduction Dual-stack networks with both IPv6 and IPv4 connectivity are now common, but they are still far from universal. To take the next step of the transition to IPv6 and deploy IPv6-only networks, network operators must still preserve access to IPv4-only networks and services. There ar
tech_team 2016年8月17日 インターネットの技術 先日、NAT64およびDNS64技術について当ブログにて紹介させていただきました。その後行った環境の整備や、あるイベント向けにNAT64環境の構築を行った際に、幾つかの構築上の留意点がありました。皆様がNAT64の利用環境を構築される際にご参考としていただければと考え、今回ご紹介させていただきます。 ■端末の動作関係 1.Android端末向けのIPv6アドレス自動設定には、RAでのDNSアドレスの配布が必要でした。 当記事執筆時点のAndroid端末はDHCPv6に対応しておらず、IPv6のDNSアドレスを配布するには、RAでDNSアドレスを配布する RDNSSオプションの設定が必要でした。(OS 5.02などの複数の端末で確認。) しかしながら、手元で利用可能な機器ではRDNSSオプションが発行できるものがなく、安価なブロ
tech_team 2016年6月22日 インターネットの技術 IPv6の普及には、その段階に応じて個々の端末の持つIPアドレスに対してより多くの到達性を与えるために、さまざまな仕組みが考えられ利用されてきました。 IPv6の導入が始まった段階では、IPv4のネットワークが海のような広大な状態であるのに対し、IPv6はネットワークの小規模な範囲からの対応が進むことから、島のような状態であると例えられることがありました。現在はそのIPv6の「島」の拡大が進んでいる状態であるといえます。 一方、IPv6の普及がこのまま進みますと、いずれは広大となったIPv6のネットワークに接続した端末から、徐々に規模を縮小し、逆に島のような状況となったIPv4ネットワークにアクセスするような状況となることが考えられます。そのような状況で助けとなるのが、今回ご紹介するNAT64とDNS64技術です。 先日JPN
Copyright © 2016 Japan Network Information Center NAT64/DNS64 ENOG41 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 技術部 佐藤秀樹 Copyright © 2016 Japan Network Information Center 1 • 名称 :一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセン ター • 設立 :1997年3月31日 • 理事長 :後藤 滋樹(早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 情報理工学科教授) • 会員数 :186 (2016年7月25日時点) • 活動理念:インターネットの円滑な運用のために各種の活動 を通じて、 その基盤を支え、豊かで安定したインターネッ ト社会の実現を目指す • 事業内容:IPアドレス事業(インターネットレジストリ) •- IPv4アドレス、IPv6アドレス、AS
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