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ブックマーク / realsound.jp (27)

  • 『アクアマン/失われた王国』は恐るべき映画だ ジェームズ・ワンによる“お疲れ様超大作”

    さすがジェームズ・ワン! 『アクアマン/失われた王国』(2024年)は恐るべき映画である。いや、内容は普通なのだが、これは凄い映画だ。お蔵入りしてもおかしくないほどの波乱の中で作られているのに、それを感じさせないほど普通に面白いのである。 話自体はよくあるものだ。前作で海のヒーロー、アクアマン(ジェイソン・モモア)は海底王国アトランティスの王になった。今回はそんなアクアマンに強い恨みを持つ海賊ブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が、太古に封印された悪の王様の力を使って復讐を企て、世界が存亡の危機に陥る……という順当な続編である。 しかし、この映画は完成に至るまで2つの大きな嵐に見舞われた。1つ目はDCスタジオがブチ上げた現行のDCユニバースの見直し宣言である。マーベル・スタジオ映画の『アベンジャーズ』シリーズ(2012年)で知られるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバー

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    yuzuk45
    yuzuk45 2024/01/17
    見たくなった
  • 『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの

    音楽、青春を描いたアニメーション映画として、ひとつ次元の異なる作品が完成したという印象だ。石塚真一の漫画を原作に、“音”と“動き”を新たに表現した劇場アニメーション『BLUE GIANT』は、アニメファン以外にも、多くの観客を惹きつける力のある仕上がりとなっている。 ここでは、そんな作が映画化された意義や、達成したものを考えながら、日映画、アニメーションがジャズを題材にすることについて考えていきたい。 「オレは世界一のジャズプレイヤーになる」と志し、仙台の広瀬川の河川敷で、日々テナーサックスを吹き続けてきた高校生、宮大(みやもと・だい)。その夢を格的に始動させるため、卒業後に東京にやってきた彼が、同郷の玉田俊二(たまだ・しゅんじ)や、若手ピアニストの沢辺雪折(さわべ・ゆきのり)とともに18歳の若手バンド「JASS」を結成し、日有数のジャズクラブでの演奏を目指すというのが、作の

    『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの
  • “次の雨穴”として出版業界が大注目? ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)とは何者なのか

    謎の覆面ミステリ作家・雨穴の新作『変な絵』(双葉社)が売れ続けており、フジテレビ系の情報番組『めざまし8』が報じた“出版界のAdo”という言葉もSNSのトレンドになった。そんななか、同じくウェブメディア「オモコロ」のライターとしての一面を持つ「ダ・ヴィンチ・恐山」こと品田遊が11月7日、短編SF小説集『名称未設定ファイル』(朝日文庫)、ウェブマガジンの日記をまとめた『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』(朝日新聞出版)を同時に刊行。さっそくAmazonランキングで上位にい込み、好調な出だしとなっている。「オモコロライター」であるほか、メディア露出の際に仮面をかぶっていることも雨穴と重なるが、果たしてどんな人物なのか。 「オモコロ」というメディアについては、当サイト記事「雨穴、地獄のミサワ、ダ・ヴィンチ・恐山……次世代作家を輩出する『オモコロ』の強み」に詳しい。雨穴は2018年、同

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  • 「名前」で客が呼べない外国映画 『DUNE/デューン』の不発が突きつけるもの

    先週末の動員ランキングは、『燃えよ剣』が土日2日間で動員15万4000人、興収2億1400万円をあげて初登場1位となった。初日から3日間の累計は3日間で動員20万9502人&興収2億8734万5250円。東宝とアスミック・エースの共同配給、司馬遼太郎原作、監督・脚は原田眞人、岡田准一主演という座組での作品は2017年8月公開の『関ヶ原』以来。『関ヶ原』の公開時期は夏休み中、さらにその当時の国内メジャー作品は金曜日公開ではなく土曜日公開だったので単純な比較はできないが、初週土日2日間の成績では、今回の『燃えよ剣』は『関ヶ原』(最終興収24億円)の約54%という数字。当初の公開予定日だった2020年5月22日から、約1年半という大幅な延期を経ての公開となったことも、少なからず影響しているだろう。 外国映画ファンにとって肩透かしの成績となってしまったのは、土日2日間の動員が9万1000人、興収

    「名前」で客が呼べない外国映画 『DUNE/デューン』の不発が突きつけるもの
    yuzuk45
    yuzuk45 2021/10/26
    3位が宇宙の法-エローヒム編-って幸福の科学映画だろ?よっぽどSFみあるな。
  • s-ken×甲本ヒロトが語る“70年代の熱狂”「火をつけて、燃えるところを見るまでやめられない」

    1990年代初めからプロデュース業に専念し、100以上に及ぶ作品を世に送り出してきたs-kenが、じつに25年ぶりとなるソロアルバム『Tequila the Ripper』をリリースし、5月26日にはビルボードライブ東京でs-ken & hot bombomsのオリジナルメンバーによるプレミアムなライブを行なう。R&B、ファンク、ラテン、ブガルー、ヒップホップなどのテイストを融合したサウンド、ハードボイルドにしてリリカルな歌の世界。1970年代後半から世界中の音楽シーンを生で体感し、日音楽シーンに大きな刺激を与え続けてきたs-kenは作によって、アーティストとしての特異な才能を改めて見せつけることになりそうだ。 今回は『Tequila the Ripper』のリリースとビルボードライブ東京での公演開催を記念して、s-kenと甲ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)の対談が実現。s-kenがプ

    s-ken×甲本ヒロトが語る“70年代の熱狂”「火をつけて、燃えるところを見るまでやめられない」
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補

    この治癒感覚が チャゼルの魔術である。稿で筆者は「こんなもんに胸をキュンキュンさせている奴は、よっぽどの恋愛飢餓で(後略)」と書いたが、これは勿論、恋愛未経験者(処女/童貞性)を指しているのではない。 生まれてから一度も飯をったことがなく、飯というものの存在すら知らぬ者には、おそらく飢餓感はない(そのかわりに気がつく前に死亡するが)。 あらゆる飢餓感は、喪失の結果だ。恋愛飢餓は、過去に恋愛を貪り、現在は貪れなくなっている者こそが重症化するのである。古いネット的な言い方をすれば、ガチンコの飢えは、かつてリア充だった者の特権であり、最初から獲得していない非リア充の半端な飢えとは比べようもない。 この、図ったのか図らなかったのか判然としないまま、マーケティングで大勝利を収めた作の構造は、ここまで書いてきたことと以下のような図式的な関係を結ぶ。 1)恋愛飢餓者は、前述の理由で、何せ恋愛に強く

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補
    yuzuk45
    yuzuk45 2017/03/13
    “キメた瞬間のドランキング効果と「すげえ経験をした」と勘違いさせる魔法”
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補

    参考:菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね 掲載稿が米国アカデミー賞の発表前に書いた原稿なので、結果を踏まえた上で、追補を書くことにした。 と、思っていたら、どういうわけだか、筆者のリアルサウンドでの連載中、最も多いビュー数と、いいね!数を稼いでしまったとか何とかで、有り難いと言えば言えるのだろうが、一度SNSを全部止めてみればわかるが、何が起こっているかわからない。 ただ、数多く俎上に登ったのであれば、これは当然、数多くの支持者と、数多くの不支持者を生んだと思われるが、支持されるにせよ、されないにせよ、何れにしても、この映画に対し、以下の指摘はなかったか、或いは極端に少なかったのではないか? と推測する。 それは何かと言えば「ハッキリ言えなくて気の毒だ、言っちゃえば良いのに」という事だ。 え? なんて言っちゃえば良かったのか、

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    もう、書いててイライラするんで(笑)、一気に結論を書くが 作は一種の変形ヤオイであり、うっすーいオタク仕様である。 後者から説明する。特別ミュージカルに詳しいわけでもない筆者にですら『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』『バンド・ワゴン』というクラシックスから『女は女である』『シェルブールの雨傘(ネタバレになるが、エンディングはまるっきり『シェルブール』と同じ)』といったフレンチ・ミュージカルから『オール・ザット・ジャズ』『世界中がアイ・ラヴ・ユー』といった、ポストモダンからミュージカル・リスペクトの金字塔『glee/グリー』まで、有名どころから臆面もない引用がちりばめられているのがわかり、まあなんというか、間違って成功した若者の無邪気で無知な万能感に満ちているのだが、まあ、誰も指摘しないであろう、一瞬の『オール・ザット・ジャズ』ぐらいかな、気が利いてるのは。という感じで、温さがハンパねえす

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
    yuzuk45
    yuzuk45 2017/03/08
    “人間の心の動きが全く書けず、ショックと萌えだけで映画の時間を進めるしかないチャゼルマナーで、男女の恋の機微を描けるわけがない”
  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
    yuzuk45
    yuzuk45 2017/03/07
    山なし落ちなし意味なし->ヤオイ
  • 電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」

    3月1日、電気グルーヴがニューアルバム『TROPICAL LOVE』をリリースする。同作は、4年ぶりのオリジナルアルバムで、ゲストに夏木マリ、KenKen(RIZE、 Dragon Ash,、LIFE IS GROOVE)、トミタ栞らが参加した。 今回の制作にあたり、石野卓球とピエール瀧は3日間の合宿を行い、歌録り以外のほとんどを、Mac音楽制作ソフトGarageBandで作っていったという。そうして完成した『TROPICAL LOVE』は、電気グルーヴの“最高傑作”であると、以下のインタビューの中で石野卓球は語っている。2015年年末から2016年にかけて公開され、ファン以外からも大きな反響のあったドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜』を経た、今の電気グルーヴのモードとは。ふたりに話を訊いた。(編集部) 「間違いなく最高傑作だと

    電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」
  • 『FAKE』はなぜヒットした? 配給会社・東風代表が語る、ドキュメンタリー映画の面白さと難しさ

    佐村河内守のドキュメンタリー映画『FAKE』が、その反響を受けてユーロライブで拡大公開されるなど、非常に好調だ。同作を配給したのは、『平成ジレンマ』や『ヤクザと憲法』といった刺激的なドキュメンタリー映画を多数手がけている合同会社東風。スペースシャワーTVの高根順次プロデューサーによるインタビュー連載「映画業界のキーマン直撃!!」第6回では、同社の代表であり、『FAKE』のプロデューサーとしても名を連ねる木下繁貴氏に、その製作裏話や会社立ち上げの経緯、ドキュメンタリー映画を配給する上での苦労や覚悟について、詳しく話を聞いた。(編集部) 「『FAKE』は、ネタバレしたとしても力を失う作品ではない」 高根:『FAKE』では衝撃的なラストシーンが大きな話題となっています。あくまで個人的な感想ですが、結末ありきでドキュメンタリーを組み立てているのかと感じるほど、見事なラストシーンでした。 木下:わた

    『FAKE』はなぜヒットした? 配給会社・東風代表が語る、ドキュメンタリー映画の面白さと難しさ
  • D.Oが語る、ラッパーの生き様とショービズの裏側ーーリル・ウェインの“超問題作”をどう見るか?

    アメリカ・ニューオーリンズを拠点とするキャッシュ・マネー・レコードの看板ラッパー、リル・ウェインの素顔とその舞台裏に迫るドキュメンタリー『リル・ウェイン ザ・カーター』が、6月2日にリリースされた。アメリカ国内だけで累計売上380万枚を売り上げ、第51回グラミー賞で最優秀ラップアルバム賞ほか4部門を受賞したスタジオアルバム『カーターIII』(2008年)の発売前後にスポットを当て、密着取材した作は、無許可で楽曲を使用してスキャンダラスな映像に使われたとして、リル・ウェイン人が訴訟を起こすも、制作者のクインシー・ジョーンズ3世が正規の手続きを踏んでいると反訴し、リル・ウェインに敗訴が下された“問題作”だ。サンダンス映画祭でプレミア上映され、ニューヨーク・タイムズやハフィントン・ポストといったメディアで高評価を得るも、生々しい描写のためファンからは賛否両論が巻き起こりそうな作を、現役のラ

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  • 日高央×小野島大が語る、ジョン・ライドンの比類なき音楽人生「ジョニーは革命を2回起こした!」

    セックス・ピストルズの伝説的ボーカリストであり、同バンド脱退後はPiLを結成してポスト・パンク~ニューウェイブ時代を牽引したジョン・ライドンが、長大な自伝を上梓。2016年4月には日語版『ジョン・ライドン 新自伝 怒りはエナジー』(シンコーミュージック)も刊行された。600ページを超える書では、ロック史に残る毒舌家であるジョン・ライドンが幼少期から現在までの自身の人生を振り返るほか、セックス・ピストルズやPiLにおける楽曲制作の実際についても詳しく述べており、音楽家としてのジョン・ライドンの歩みをより深く知ることができる内容だ。今回リアルサウンドでは、同書の日語版解説を執筆した音楽評論家の小野島大氏と、パンクロック全般に詳しい元BEAT CRUSADERS、現THE STARBEMSの日高央氏による特別対談を企画。ポピュラーミュージック史におけるジョン・ライドンの特異さ、偉大さについ

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    yuzuk45 2016/06/14
  • SALUが抱く、音楽シーンへの問題意識とその表現「売れることは大切だけど、全部を“仕方ない”で済ませたくない」

    SALUが抱く、音楽シーンへの問題意識とその表現「売れることは大切だけど、全部を“仕方ない”で済ませたくない」 SALUの3rdアルバム『Good Morning』が、4月20日のリリース以来、その高い完成度とコンセプチュアルな内容で、日語ラップシーンはもとより幅広い音楽シーンで熱い注目を集めている。自らトータル・プロデュースを手掛けた作には、Salyu、tofubeats、水曜日のカンパネラ・kenmochi Hidefumi、スチャダラパー・SHINCO、中島美嘉など、SALUがリスペクトする数多くのゲスト・ミュージシャンが参加。全編を通して心地よいサウンド・メイキングが施された明るい色調のアルバムながら、多様な音楽的アプローチとひねりの効いたメッセージで音楽シーンに一石を投じる作は、どのように生み出されたのか。全収録曲についてじっくりと掘り下げ、その背景にあるSALUの問題意識

    SALUが抱く、音楽シーンへの問題意識とその表現「売れることは大切だけど、全部を“仕方ない”で済ませたくない」
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    yuzuk45 2016/05/19
  • 人間椅子、王道ライブの中に見せた新しさ 兵庫慎司がその変化のプロセスを探る

    人間椅子がニューアルバム『怪談 そして死とエロス』のリリース・ツアー、全15のファイナルを3月19日(土)赤坂BLITZで迎えた。 2回のアンコールを含め、全18曲。『怪談 そして死とエロス』の中盤のヤマである「雪女」が1曲目、次は「地獄の球宴」。そして和嶋慎治(vo,g)、「スラッシュみたいにギターがうまくなりたいと思ってレスポールを買いました」というMCをし、ガンズの「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」のあのイントロをちょっと弾いて歓声を浴びてから、5曲目の「三途の川」になだれこむ──と、最新作収録曲を固め打ちする前半戦。 それ以降も、アルバムのオープニング・チューンでありリード曲である「恐怖の大王」、 鈴木研一(vo,b)の白塗りメイクと「耳なし芳一」「講談」「般若心経」の三つのアイディアが見事に渦巻く「芳一受難」、ナカジマノブ(vo,dr)が曲を書きボーカルをとる(そしてもち

    人間椅子、王道ライブの中に見せた新しさ 兵庫慎司がその変化のプロセスを探る
  • 『ヘイトフル・エイト』美術監督・種田陽平が語る、タランティーノの撮影術「彼は巨匠になった」|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ヘイトフル・エイト』が日2月27日に公開された。前作『ジャング 繋がれざる者』に続く西部劇で、南北戦争から数年後、真冬のワイオミング州の山中を舞台に、様々な秘密を抱えた7人の男と1人の女による密室での会話劇と、そこで起こる殺人事件の真相が、ミステリアスに描かれていく。リアルサウンド映画部では、『キル・ビル vol.1』以来のタランティーノ作品参加となった、美術監督の種田陽平にインタビューを実施。13年ぶりにタランティーノ作品に参加することになった経緯や、タランティーノ監督の人物像、タランティーノ監督がこだわった70mmフィルムでの撮影などについて話を訊いた。 「特別な打ち合わせは必要ない」 ーー今回、13年ぶりにタランティーノ作品に参加されたわけですが、タランティーノ作品のプロダクションデザインは、日の作品や他の海外作品と比べて、やり方なども異

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  • オリラジの「PERFECT HUMAN」なぜ流行? ダンスミュージックとお笑いの“合流地点”を読む

    お笑いコンビ・オリエンタルラジオを擁するダンス&ボーカルグループRADIO FISHの「PERFECT HUMAN」がiTunes総合ランキングで1位を獲得し、現在若者を中心に話題を呼んでいる。 RADIO FISHは、オリエンタルラジオの中田敦彦、藤森慎吾、中田の実の弟でありダンサーのFISHBOYとShow-hey、SHiN、つとむで構成されたプロジェクトグループ。2015年3月18日にオリジナル楽曲「STAR」でデビューを果たしていた。 これまでに数々の“リズムネタ”と呼ばれるものが流行してきた中で、なぜこれほどまでに「PERFECT HUMAN」がブームとなっているのか。2015年3月に自身のブログに『「ラッスンゴレライ」はどこが面白かったのか』を掲載して話題を呼んだ音楽ジャーナリストの柴那典氏は、芸人と音楽の接点を次のように解説する。 「リズムネタというジャンル自体は新しいもので

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  • 石野卓球とピエール瀧が明かす、電気グルーヴの四半世紀「『N.O.』は今歌っても恥ずかしくない」

    『DENKI GROOVE THE MOVIE?』 石野卓球とピエール瀧インタビュー 2015.12.21 17:30 テレビやラジオや各雑誌やウェブ等のメディア、それも朝のワイドショーや『SMAP×SMAP』にも出演するなど、ドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-』の公開が、ファンを超えたスケールで注目を集めている電気グルーヴ。1989年の結成から2014年のフジ・ロック・フェスティバル出演&ライジング・サン・ロック・フェス出演&ツアー「塗糞祭」まで、25年分の膨大な映像を2時間弱にまとめて電気の歴史を描いたのは、『モテキ』『バクマン。』などのヒット作も、『恋の渦』のようなカルトな傑作も同時に生みつつ活躍中の「東洋一メジャーとアンダーグラウンドの境目のない監督」大根仁。電気に出会ったことで自分の人生が変わってしまったことを自覚してい

    石野卓球とピエール瀧が明かす、電気グルーヴの四半世紀「『N.O.』は今歌っても恥ずかしくない」
  • ザ・ブルーハーツはいかにして時代を変えたか? 元ドラマー梶原徹也が語るバンドブーム前夜

    80年代の邦楽ロックカルチャーについて、当時のメディアを手がけたキーマンや、その時期に青春をすごしたミュージシャンたちのインタビュー証言を中心に、各シーンに詳しい音楽ライターから寄稿されたレビューも収録したムック『私たちが熱狂した 80年代ジャパニーズロック』が、12月14日に辰巳出版より発刊される。 インタビュー企画には、仲井戸麗市(RCサクセション)、町田康やケラリーノ・サンドロヴィッチ、梶原徹也(ex.ザ・ブルーハーツ)、寺田恵子(SHOW-YA) 、杏子といったミュージシャンのほか、田口トモロヲ、角田光代などの文化人、さらには森川欣信(オフィス オーガスタ代表取締役)、道下善之(ソニー・ミュージックアーティスツ)などの音楽業界関係者が登場。同書の編集を担当したのは、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintで、小野島大や中込智子、兵庫慎司、市川哲史、ふくりゅう、冬将軍と

    ザ・ブルーハーツはいかにして時代を変えたか? 元ドラマー梶原徹也が語るバンドブーム前夜
  • 町田康が証言する80年代ロックの勃興期:関西パンクの熱気とINU『メシ喰うな!』誕生秘話

    80年代の邦楽ロックカルチャーについて、当時のメディアを手がけたキーマンや、その時期に青春をすごしたミュージシャンたちのインタビュー証言を中心に、各シーンに詳しい音楽ライターから寄稿されたレビューも収録したムック『私たちが熱狂した 80年代ジャパニーズロック』が、12月14日に辰巳出版より発刊される。 インタビュー企画には、仲井戸麗市(RCサクセション)、町田康やケラリーノ・サンドロヴィッチ、梶原徹也(ex.ザ・ブルーハーツ)、寺田恵子(SHOW-YA) 、杏子といったミュージシャンのほか、田口トモロヲ、角田光代などの文化人、さらには森川欣信(オフィス オーガスタ代表取締役)、道下善之(ソニー・ミュージックアーティスツ)などの音楽業界関係者が登場。同書の編集を担当したのは、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintで、小野島大や中込智子、兵庫慎司、市川哲史、ふくりゅう、冬将軍と

    町田康が証言する80年代ロックの勃興期:関西パンクの熱気とINU『メシ喰うな!』誕生秘話