まずはサイズやデザインについて見ていこう。Xperia XZのディスプレイは5.2型で、Xperia X Performanceの5型からやや大きくなっている。一方、ここ最近は5.5型クラスのハイエンドスマホが増えつつある。商品企画担当の川原崎翔太氏によると、「画面サイズありきでXperiaのサイズを決めたわけではない」そうで、「あくまで持ち心地や、使いやすい形を考慮して、本体サイズを定義しました。その中で表現できる最大のインチ数が5.2でした」と話す。 デザインにも新しい要素を取り入れた。全体的にアールを掛けたXperia X Performanceに対して、Xperia XZではディスプレイ面と背面の側面を削って円のように見せる「ループ形状のデザイン」を採用して丸みを持たせている。このカタチにはどのような意図を込めたのか。 デザイン担当の大谷祐介氏は「Xシリーズは、Xperiaとしては
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