「このニュースみて、若者が大事にされない国だって実感した」 「生きているよりも楽だと思ったからの数字。子どもも負担を感じていること気づいてほしい」 「つらいときは頼って、って大人たちは言うけど、大人たちもピリピリして頼れない」 「大人に相談しろ? 相談できる大人どこにいるの?」 「子供は休校、その後はちょっと遊んでいるだけで白い目で見られて。コロナだからしかたないのはわかるけど、しんどいって思っていることも知ってほしい」 SNSに並ぶ10代の悲痛な声―。 3月16日に文部科学省および厚生労働省自殺対策推進室、警察庁生活安全局生活安全企画課のそれぞれが、コロナ禍の『令和2年中における自殺の状況』を発表した。 大人世代の自殺数も昨年は増加傾向にあるが、なんと小中高生の自殺者数が、自殺数の統計を始めた1980年(昭和55年)以降で過去最多の499人になったことがわかった。未成年の自殺数は2016