「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。パソコンの未来を語る同氏の熱弁ぶりは健在だ。ムーアの法則に従い、半導体技術が3万倍に進歩したにも関わらず、ユーザーの実感としてコンピュータ・システムの性能向上はわずか50倍にすぎないと憂える。コンピュータ・アーキテクチャの進むべき方向性について、同氏の鋭い分析と将来の夢を3回のインタビュー連載でお届けする。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹,写真=栗原克己) ―― コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。 果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んで
百億ページ以上も存在すると言われている世界のWeb情報を有効に活用する上での道しるべとして,今や検索エンジンは無くてはならないものである。検索エンジンの歴史は非常に新しく,米国でYahoo!が設立されたのが1995年,Googleは1998年である。この10年の間に,Webページの爆発的増大やブログなどのコミュニティサイトの普及など,Webを取り巻く環境は時々刻々と変化しており,検索エンジンもそれに応じて進化を続けている。 多くのユーザーが日常的に用いているにも関わらず,検索エンジンの処理内容についての情報は少ない。ユーザーにとって検索エンジンの特徴を知ることは,Webから必要な情報を得る上で重要である。また情報処理に携わる多くの研究者やシステム開発者にとっても,実際の検索エンジンを知ることによって,ページ収集,ランキング,自然言語処理など,検索エンジンを支える個々の要素技術についての知見
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