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2008年4月19日のブックマーク (2件)

  • MTUの謎

    「謎シリーズ」第2弾です。今回はMSS(Max Segment Size)に話題を絞ります。申し訳ありませんが、このページは内容が難しくなりますので、中級者を対象としていることをご了承ください。 さて、ブロードバンドルータを使ったPPPoE接続環境では、いくらMTUを変更してもその値が変わらないという現象があります。これについては、「ルータがMTUの上限を設けている」とご説明してきましたが、私としては「なぜ上限を設けるのか?」という疑問がありました。そこで調べて見ると・・・ ■MTUとMSSの関係 それではもう一度この両者の関係を整理してみます。図1はフレッツADSLで採用されている「PPPoE」で、「TCP」の通信をする際の「Ethernetフレーム」です。 図1 MTUは送信時のIPデータグラムであり、PPPoE規格とも言えるRFC2516では、「1492バイト」が最大とされています

  • MTU / MSS / RWINとは

    ◆ MTU(Maximum Transmission Unit) MTUとは一回のデータ転送で送信可能なIPデータグラムの最大値のことです。EthernetLANでは Ethernetフレームが最大1518byteなので、Ethernetヘッダ(14byte)と FCS(4byte)を除く 1500byteがMTUサイズとなります。