セールスフォース・ドットコムが、日本国内にデータセンターを設置、年内に完成させることを明らかにしました。 第一報は、今日付けの日経ビジネスの記事「クラウド先駆者、日本に本腰」の中で、米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフCEOが次のように述べたことで伝えられました。 「日本国内にデータセンターを設立するプロジェクトを進めている。今年中に完成させる予定だ」 Publickeyがセールスフォース・ドットコムの日本法人に問い合わせたところ、この発言が事実であることを確認しました。同社が発言通り国内のデータセンターを今年中に完成させることが明らかになりました。 ただし同社はデータセンターの設置場所、運営委託企業、国内データセンターを利用した場合の料金体系などの周辺情報についてはまだ発表できないとして、前述のベニオフ氏の発言のみを追認した格好です。 料金体系の発表に注目 同社は昨年7月には
Chatterは次の世代のための技術――クラウドが企業の全体最適に踏み込む日:Dreamforce 2009 Report 「SharePointやLotus Notesは時代遅れ。Chatterは企業の中で起きていることを集約していく」とsalesforce.comで製品とマーケティングを担当するジョージ・フー代表取締役副社長は語る。企業における全体最適の横串として機能することが予想されるChatterは次の世代のための技術であると強調する。 かつて、ソフトウェア業界で最ももうかる分野であったCRM(顧客関係管理)。しかしそれは、ソフトウェア業界の欠陥を象徴する分野でもあった。CRMシステムはインストールが難しく、使用方法も複雑で、数千万の経費がかかることもしばしばであり、CRMシステムを導入した企業が、投資に見合うリターンを得ることなどほとんどなかったといってもよい。 一方、10年前に
100ユーザーまで無料で利用できるForce.comが国内提供開始:米セールスフォース・ドットコム CEOのベニオフ氏が講演 セールスフォース・ドットコムは9月15日、プライベートセミナー「Cloudforce Japan」を都内で開催。米セールスフォース・ドットコム 会長兼CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)氏が新たに提供を始めたサービス「Service Cloud 2」や、最大100ユーザーまで無料で利用できる「Force.com Free Edition」の国内提供を始めたと発表した。 “SaaSは中小企業向き”は古いイメージ、大規模導入が増加中 ベニオフ氏は登壇早々「いま企業は変化を求めている。ソフトウェア大手3社が市場のかなりの部分を独占しているが、当社はこの状況を壊したい。あるベンダでは、年間保守料をソフトウェア料金の22%も請求している。当然、われわれを代表と
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます かつては失敗プロジェクトの代名詞のように言われたCRM。しかし、Salesforce.comの台頭もあってか、現在は市場に急速に浸透しつつある。とくにここ最近の不況下では、企業は顧客との良好な関係性を維持し、継続的な売り上げの向上につなげたいと考えている。 今回、Oracle OpenWorld Tokyoの開催に合わせて来日したOracleのCRM製品担当シニア・バイス・プレジデント アンソニー・ライ氏に、グローバルのCRMのトレンドや、Salesforce.comとOracleの戦略の違いなどについて話を聞いた。 国内ユーザーの懸念をオラクルのCRMは払拭できるのか SaaSは市場で認知されつつあっても、日本の顧客は保守的でありSa
Salesforce.comは、クラウドコンピューティング向けに設計した顧客サービスアプリケーション「Service Cloud」を発表した。クラウドを利用して、Google、Facebook、Amazonなどで交わされている会話にアクセスできるようにするものだ。 Service Cloudは「Force.com」のプラットフォームが基盤となる。Salesforce.comは声明の中で、「顧客サービスの対話の3分の2はクラウドで行われる」と述べている。 Service Cloudは、Salesforce.comが買収したInStranetを統合する取り組みの一環のようだ。Service Cloudの詳細には曖昧な部分があり、後でDennis Howlett氏が細かく分析するが、ここで注目すべきは、Salesforce.comがソーシャルネットワーキングと顧客サービスを結びつけようとしている
「Web 3.0はクラウドコンピューティングであり、PaaS(Platform as a Service)の時代になる」――。米salesforce.comの会長兼最高経営責任者(CEO)のMarc Benioff氏は、Web 2.0の次の潮流としてPlatform as a Service(サービスとしてのプラットフォーム)を基盤にしたクラウドコンピューティングが時代を席巻するとの見方を明らかにしている。 salesforce.comではこのほど、同社のウェブベースの開発基盤サービス「force.com」を中心にした開発者向けイベント「ツール・ド・フォース東京」を開催。同イベントの基調講演でBenioff氏は、これまでの“サービスとしてのソフトウェア”(Software as a Service:SaaS)を推し進めたPaaSが、今後の10年間で重要な潮流になると説明している。 同氏は、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く