本年度3回目となる「文化庁メディア芸術祭を語る」。今回はアート部門審査委員の三輪眞弘さんと、エンターテインメント部門審査委員の久保田晃弘さんをお招きしました。コンピュータによって計算された手順を人間が演奏する「逆シミュレーション音楽」を提唱し、「人間が演奏するもの=音楽」という既存の音楽史観からの飛躍を目指す、作曲家/情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授の三輪さん。人工衛星やデジタル・ファブリケーションなど、最先端の技術・設備をクリエイターたちが広く共有し、これからの表現を目指す、アーティスト/多摩美術大学教授の久保田さん。テクノロジーやアートの歴史を踏まえ、その領域拡張を目指すお二人に、エンターテインメントとアートの領域の近さと遠さ、今年のメディア芸術祭の受賞作品についてなどお話いただきました。 過去の対談はこちらよりご覧ください⇒インデックスページへ [プロフィール] 三輪 眞弘(
平家物語の音楽その1 ─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!? ─ 本稿は、2012年京都市立芸術大学音楽学部オープンスクールで催された日本伝統音楽特別講座(10月13日、於大学講堂)の講演内容に一部加筆して掲載するものです。2011年オープンスクールでの「源氏物語の音楽」に引き続き、本年度(2012)は平家物語に描かれる雅楽の演奏シーンを取り上げました。曲目は平家物語の小督局(こごうのつぼね)が弾く〈想夫恋(そうふれん)〉と、平重衡が奏でた〈皇麞急(おうじょうのきゅう)〉です。レクチャーに加えて、京都市立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程在学生有志と京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教職員有志による平安末期・鎌倉期の雅楽譜にもとづく再現演奏も行いました。 プログラム 想夫恋(そうふれん) ~こんにちのスタイルによる~(拍子二まで) 想夫恋(そうふれん) ~平安時代末期・鎌倉時代の古
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