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ブックマーク / somethingorange.net (8)

  • 南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange

    前回のメールマガジンで南京事件否認論について書いたところ、感想のメールをいただきました。南京事件の実在に対して否定的なご意見でした。私信であり、ちょっと公開して良いものかどうかわからないので、引用は控えますが、要点は「南京事件は一次資料が少ないから信用できない」ということだと思います。 ぼくは南京事件について議論するつもりはありませんが、以下、簡単にこれに反論してみたいと思います。というかまあね、南京事件を証明する一次資料は普通にあるよ、って話なんですが。 たとえば、ぼくの手元にある『南京事件資料集』。二冊組の分厚いなのですが、ここに収録されているのはほとんどが南京事件の一次資料です。「1 アメリカ関係資料編」、「2 中国関係資料編」と分かれていますが、いずれにしろ南京事件の実在を示していることに変わりはありません。 というか、この資料集を読んでいると「実在したか、しないか」などというレ

    南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange
    zaikabou
    zaikabou 2012/03/09
    事実であろうとなかろうと、今更否定するのは素直に認めるよりも明らかに国益を害する、くらいの理解はできないものなのか、否定派の皆さんは
  • 「と学会の方がトンデモだ」と言いたくない理由。 - Something Orange

    「唐沢俊一検証blog」に衝撃的な記事が挙がっている。 1年ほど前、伊藤剛さん(id:goito-mineral)のブログに登場し、誹謗中傷をくり返したmindy9なる人物が、人が名のった通り、と学会の眠田直その人であったことが確認されたというのだ。 ソースはと学会のメーリングリスト。いまのところ、それ自体が偽物という可能性もあるものの、仮にこの話が当だとすると、世間的に名の通った人物が公然と子供じみた悪口をばら撒いたことになるわけで、ちょっと信じられない話である。 さらに信じがたいのは、山弘会長がしたとされる対応。 あ、あかん、こいつほんまにバカや(^^;) 「バカ」と言われただけで、いちいち「発信者の確認」って……そこまで過剰反応するかー。 眠田さんもこれ以上、煽らないように。 また訴訟沙汰とかになったら面倒ですから。 ぼくはもともとと学会に対しては好意的ではないのだが、この発言

    「と学会の方がトンデモだ」と言いたくない理由。 - Something Orange
    zaikabou
    zaikabou 2009/07/29
    『唐沢俊一検証blog』自体は、どうも痴情の縺れ、可愛さ余って的でどうも…なんだよね。きっちり批判するならid:MacacaFuscataさんあたり、復活せんのかな。最近になって放置してたブクマをプライベートにしたみたいだけど
  • あきらめて試合終了したあとも人生は続く。 - Something Orange

    取り返し不可能な欠如というものを目の前に突きつけられてわれわれは、どうしようもなく、無力さにただうなだれるしかない。ただ、そのうなだれることこそ最も人間らしいありようであると言いたがる人たちがいて、それは「胡散臭さ」のような人間の不完全性を愛でる嗜好と結びついている。 ぼくが落語が好きな人をあまり信用していないのも、彼らがまさに「落語は不完全な人間のありようを生き生きと描いて〜」などと言い出しかねないからだ。人の醜さ、人間の業みたいなものをまるごと肯定するのが落語なんだ、と落語家、あるいは落語好きはよく言う。でも、そういった落語の持ち上げはたいてい、上で述べたようなオリエンタリズムな視線と「起きてることは全て正しい」的な薄っぺらい人生訓のグロテスクなミックスでしかないといつも思う。 「柴村仁、見下ろす、落語 - 過ぎ去ろうとしない過去」 興味深い。 ただ、ぼくは落語も好きだし、立川談志も好

    zaikabou
    zaikabou 2009/05/13
  • 栗本薫ファンからひと言。 - Something Orange

    「みどりの一期一会」で、堺市図書館の所蔵するBL小説のリストが一部公開されている。 わたしは、少なくとも、予断と偏見を持たないようにして、 9月にまず5499冊(5706冊)の図書リストを入手し、 10月には図書館をじっさいに視察して、特定された図書を見ています。 受け取った図書リストを見て、びっくり。 最初のページには、わたしも知ってる栗薫さんのシリーズ。 10枚ほどを見ても、講談社X文庫、角川ルビー文庫、集英社コバルト文庫、 二見書房、徳間書房、小学館などの大手出版社のがずらりと並んでいます。 ある程度予想がついたことではあるけれど、1ページ目の1番上に来る作品は栗薫の『終わりのないラブソング』である。 終わりのないラブソング〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫) 作者: 栗薫,吉田秋生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1991/06メディア: 文庫 クリック: 2回この商品

    栗本薫ファンからひと言。 - Something Orange
    zaikabou
    zaikabou 2008/11/15
    内容に踏み込んだとしたらそれこそ検閲であって、かえって問題なのでは。レーベルで分けるというのは無難だと思う
  • 個人サイトで「つまらなかった」と書く必要はない。 - Something Orange

    しかし、俺と同じことを感じるけど、まだ買ってない人もいるわけよ。「レビュー見て決めよう」とか、「評判だったら買おう」とか、そういう人もいなくはないと思うんだよ。マンガブログ読者なんて、そうなんじゃねえの。 そんで、仮にさ。俺がクソつまんないと思ったマンガが強烈にプッシュされてたとする。べた褒めされてたり、買うべきみたいに書かれてる。いや、それはその人の感じ方だからいいんだ。そのブロガーどうこうは思わない。 いいんだけど、でも、俺は俺で「いや、つまんねえよ」と言うべきなのかもしんない。別にどっかの誰かが失敗しても俺には関係ねえんだけど、でも、つまんないと思ったんなら、つまんないと書くべきなんじゃないか。 「つまんねえマンガはつまんねえと言うべきなのか問題。 」 自分が冷静且つ客観的に、そして広範な知識のバックボーンを以て「批評」する分には良いかもしれないけど、「感想」として書くなら不要でしょ

    個人サイトで「つまらなかった」と書く必要はない。 - Something Orange
    zaikabou
    zaikabou 2008/03/26
  • Something Orange -  レイプ・イン・ベルリン――『1945年・ベルリン解放の真実』

    1945年・ベルリン解放の真実―戦争・強姦・子ども 作者: ヘルケザンダー,バーバラヨール,Helke Sander,Barbara Johr,寺崎あき子,伊藤明子出版社/メーカー: パンドラ発売日: 1996/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 116回この商品を含むブログ (3件) を見る 性愛の温かい感情というもの、愛情にせよ、ちょっと惚れたというだけの感情にせよ、そういう感情は彼女の人生を豊かにするものでした。性的な親密さへの欲求ももっていました。それは、「幸せ」だったのです。 それなのに、いまでは、そんなことを思い出しただけでぞっとします。体をふれあいたいという欲求は、もはや永久に取り戻すことができなくなってしまったのです。 おもしろかった。異常な迫力に満ちた一冊である。 「1945年・ベルリン解放の真実 −戦争・強姦・子供−」というタイトルからもわかるように、著者は

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    zaikabou
    zaikabou 2007/11/19
  • Something Orange -  まだ見ていないお前らのために『ヱヴァ』を解説するよ。

    メディア: クリック: 21回この商品を含むブログを見る 物語が終わり、スタッフロールが流れ、次回予告が過ぎ去り――すべてが終わったそのとき、静まり返った映画館で、ひとつの、小さな音が起こった。 だれかがどこかで手を叩きあわせる音だった。その拍手は、やがてさざ波のように広がり、暗い劇場を覆い尽くしていった。 どんな評論家の絶賛よりも、そのささやかな賞賛が、この作品の出来を証明していただろう。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。 いまを去ること十数年、膨大な設定と衝撃的な結末、そしてテレビアニメの常識を破壊する沈うつな展開で賛否両論を巻き起こし、いまなお議論を呼ぶ伝説のアニメーション。 その『エヴァ』が『ヱヴァ』となって帰ってきた。当然、今回も激しい賛否を呼ぶことが予想される。はてなから初日に見に行ったひとたちの感想を適当に抜き出してみよう。 映画が終わった瞬間、劇場は万雷の拍手に包まれた。

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    zaikabou
    zaikabou 2007/09/02
    こりゃ見に行かないと…
  • Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか

    別冊宝島『石田衣良Style』 (別冊宝島 (1062)) 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/08/27メディア: ムック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫) 作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (152件) を見る ウィキペディアの石田衣良の項目が、ちょっとした話題になっている。かれを特集した「石田衣良Style」に載ったインタビューのなかに、石田による「日人への差別発言」があるというのだ。 既に該当文章は削除されているので、ウィキペディアからその個所を引用しているここから孫引きさせてもらう。 孫引きであるから、以下の文章が正確にウィキペディ

    Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか
    zaikabou
    zaikabou 2006/11/02
    ええー?あのwikiの記述デマだったの?あんなにはっきりソース書いておいて、そりゃないよなあ…
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