マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|映画作家・想田和弘の「観察する日々」:バックナンバーへ| 2013-04-17up 映画作家・想田和弘の「観察する日々」 『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載がスタート! ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日本のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第3回 法律が大の苦手な僕が 改憲問題を論じる必要に 迫られる理由 <その3>「民主主義、そろそろやめにしませんか?」という自民の提案 改憲派や改憲容認派の主張を聞いていると、ほとんど誰もが、判で押したように次のような台詞を言う。 「日本国憲法は時代に合わなくなったので、変える必要がある」 そういう言い分を聞いていて、いつも頭に浮かぶことがある。