一般的にDV加害者は男性で、女性は被害者と思われがちで、男性のDV被害が報道されることは少ない。だが、令和2(2020)年度の内閣府男女共同参画局の統計によると、<女性の約4人に1人、男性の約5人に1人は、配偶者から暴力を受けたことがある>とされている。 筆者が「日刊SPA!」にて妻から夫への虚偽のDV申告についての記事を書いたところ、多くの男性から自分自身が妻からDVを受けていると連絡がきた。その内容は壮絶なものだった。 「妻から包丁で脅されたが警察がとりあってくれない」「妻から首を絞められ失神し、病院送りになったが、親権は妻に渡った」「妻から部屋に監禁された」など、どれも深刻なケースばかりだった。 DVは男女どちらからも起こるものだ。DV加害者・被害者のケアにあたって30年、のべ9000件のカウンセリングをしてきた日本家族再生センターの代表である味沢道明氏(70歳)に話を聞いた。味沢氏
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