地球温暖化対策として、排ガス規制の強化は世界中で進められており、モビリティ関連企業では電動化の覇権争いがすでに生じている。特にEV化を国家戦略とする中国では2018年から平均して年間100万台弱のEVを販売しており、政府主導でバス・タクシーからゴミ収集車まで100%EV化を目指し全国レベルで推進している状況だ。その中国でさえも2020年の新車販売におけるEVの割合は5.7%にすぎない。欧州は約7%、アメリカ2%、自動車強国の日本はわずか0.3%にとどまり、EV普及への道のりは長い。 本連載では、EV普及に向けた課題や、それに対する海外の先進ビジネスモデルBaaS(Battery as a Service)などを紹介し、日本市場におけるBaaS事業の将来像を論じていく。
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