多くのメディアは「小池圧勝」を予測 4年前の夏、東京・池袋は興奮と歓喜に包まれていた。20年を超える国会議員のキャリアを投げ捨て、東京都知事選に飛び込んだ小池百合子知事の姿は「ジャンヌ・ダルク」と重なり、その支援の輪が広がりを見せていったのだ。対立候補を応援する石原慎太郎元都知事が浴びせた「大年増の厚化粧」発言などは女性を凍り付かせ、小池氏の圧勝に結びついた。
多くのメディアは「小池圧勝」を予測 4年前の夏、東京・池袋は興奮と歓喜に包まれていた。20年を超える国会議員のキャリアを投げ捨て、東京都知事選に飛び込んだ小池百合子知事の姿は「ジャンヌ・ダルク」と重なり、その支援の輪が広がりを見せていったのだ。対立候補を応援する石原慎太郎元都知事が浴びせた「大年増の厚化粧」発言などは女性を凍り付かせ、小池氏の圧勝に結びついた。
『分割でないと対応できない』の一点張り 「キャンセルを申し込んで一括で返してほしいと言っても、『今年7月から3年間の分割でないと対応できない』の一点張りです。その間に倒産したらお金は返ってこないのかと聞くと、『そうですね』とまるでひとごとのような返事でした。もうお金は戻ってこないだろうと、あきらめている状態です」 こう話すのは石川県に住む50代の女性だ。この女性は2022年12月から約3カ月間実施する世界一周クルーズへの参加を、去年夏に申し込んだ。料金は4人部屋で1人198万4000円。定価は257万円で、早割で30%引きだった。 クルーズは非政府組織(NGO)のピースボートが企画し、東京都新宿区の旅行会社ジャパングレイスが主催している。ジャパングレイスは1969年に創業し、ホームページによると2018年1月現在の従業員は120人。1995年から25年にわたってピースボートのクルーズを実施
愛知県で開かれている現代アートの祭典で展示作品の内容に反発が広がり、主催者側は「安全確保のため」公開中止に踏み切った。同イベントの芸術監督である津田大介氏は中止決定を受けて謝罪会見を行ったが、なぜこんな事態を招いてしまったか。橋下徹氏が原因を分析、どうすれば成功できたかをアドバイスする。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(8月6日配信)から抜粋記事をお届けします。 (略) 公金を使う以上「なんでも自由に」とはならない 8月3日、現代アートの大規模な祭典「あいちトリエンナーレ2019」の一環として公開されていた「表現の不自由展・その後」という展示が、地元の河村たかし名古屋市長や現役閣僚を含む各方面からの批判を受け、公開中止に追い込まれた。問題視されたのは、韓国人彫刻家の手による「平和の少女像」と昭和天皇の肖像を傷つけた形の作品。あいちトリエンナーレの芸術監督はジ
CD販売が停止、ドラマは放映中止、映画は代役に…… ミュージシャン・俳優のピエール瀧が2019年3月12日にコカイン事件で逮捕されて以来、各方面に影響がおよんでいる。 ソニーミュージックは瀧の所属する電気グルーヴのCDの販売や楽曲の配信を停止、店頭在庫も回収という措置をとった。出演中だったNHKの大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』も、逮捕直後の再放送では瀧の出演シーンがカットされ、NHKオンデマンドの配信も一時停止された。 『いだてん』や、公開を控えていた出演映画『居眠り磐音』では代役が立てられ、撮り直しが決まったが、一方で映画『麻雀放浪記2020』は瀧の出演シーンもそのままで予定通り4月に公開すると発表されている。 芸能人の不祥事による活動自粛はこれまでにも何度となく繰り返されてきた。そのたびにテレビをはじめメディアは対処に追われている。ここでは芸能人の活動自粛について、いくつか
2017年秋からマイナス傾向が続く イタリアンファミレスチェーン「サイゼリヤ」の客離れが深刻だ。2月の既存店客数は前年同月比1.7%減とマイナスだった。前年割れは15カ月連続となる。既存店売上高も同様に不調で、2月は1.5%減。11カ月連続でマイナスとなっている。 それまでは好調だった。2017年8月期の客数は前期比1.6%増、16年8月期は1.8%増、15年8月期は1.2%増と、3年連続で前年を上回っていた。しかし17年秋から客離れが起きるようになった。以降、現在までマイナス傾向が続いている。 顧客満足度も低下している。日本生産性本部サービス産業生産性協議会の「日本版顧客満足度指数飲食部門」で18年度は5位となったが、前年度の4位から後退してしまった。順位だけでなく、顧客満足度スコアもわずかに下がった。 サイゼリヤは、本格的なイタリア料理を低価格で楽しめることで人気を博してきた。例えば「
伸びない企業のリーダーは、どこに問題があるのか。経営コンサルタントの小宮一慶氏は「ダメなリーダーは『業界最高水準』や『日本一』と空疎な目標をぶちあげがち。社員はそれに対して『頑張ります』と不毛な言葉を口にしている」という――。 「具体的な目標を立てる」が上手な社長下手な社長 私は、現在、6社の社外役員と5社の顧問をしており、経営の意思決定にしばしば立ち会います。そうした目標設定や意思決定のプロセスでは、経営者や管理職といった「リーダー」の実力が怖いほどに浮き彫りとなるのです。どういうことか、ご説明しましょう。 会社全体の目標を立てる場合も、部門の目標を立てる場合も、そのベースになるのは「目的」です。つまり、組織の存在意義。会社によっては、「ミッション」や「ビジョン」「理念」と呼ぶ場合もあります。 「自社製品を通じて社会に貢献する」 「働く人の身心ともの幸福を実現する」 例に出した「目的」の
テレビドラマ『相棒』に登場した薬物依存症の女性キャラクター「シャブ山シャブ子」が話題を集めている。迫真の演技という評価も多いが、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師は「啓発運動が繰り返してきた間違ったイメージを再現しており、本物の薬物依存症者とは異なる。差別を助長する恐れがある」と指摘する――。 複数の医療関係者から「あのシーン、ヤバいよ」と連絡 この数日間、ネット上で「シャブ山シャブ子」なる奇妙な名前が話題となっています。これは、11月7日放送のテレビ朝日系ドラマ『相棒 Season17』の第4話に登場した中年女性の名前です。 その女性は、番組終盤、忽然と白昼の公園にあらわれ、手にしたハンマーでいきなり刑事を撲殺したのです。殺害後に奇声をあげて高笑いをする姿はあまりにも異様で、多くの視聴者に強烈なインパクトを与えました。 その後、警察の取調室で、その中年女性は場違いかつ年齢不相応
ソフトバンクが報道各社に対し、元社員の林要氏を「Pepperの父」などと呼ばないように要請する文書を出しました。同社は「『Pepperの父』は孫正義会長兼社長ひとりだ」としています。なぜこのような異様な要請が行われたのか。投資家の山本一郎氏が背景を分析します――。 報道各社に送られてきた不思議な通知文 「経営者も技術者も人間であって、感情が支配する動物にすぎない」。そんな哲学的な問いを投げかけたくなるほどの衝撃的な文書でした。1月23日、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」について、開発元のソフトバンクロボティクス・冨澤文秀社長の名義で、不思議な通知文が報道各社に送られてきました。 報道関係各位 ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」に関する表現についてご認識いただきたいことがあり、以下の通りお願い申し上げます。 元弊社社員であり、GROOVE X株式会社の代
衆院選では民進党代表として、小池百合子・東京都知事が率いる希望の党との連携を決断した前原誠司氏。その結果は惨敗だった。民進党は立憲民主党、希望の党など4つに分裂し、「安倍1強」の政治体制が残された。「総選挙敗北、野党分解のA級戦犯」と批判のある前原氏を、ノンフィクション作家の塩田潮氏が直撃した――。 何もしなかったら政治人生は終わっていた 【塩田潮】10月の総選挙では、民進党代表として小池百合子・東京都知事が率いる希望の党との連携を決断しましたが、希望の党の獲得議席は50にとどまり、民進党は立憲民主党、希望の党、衆議院議員13人の無所属の会、参議院議員を中心とする民進党に4分裂しました。野党再編を目指した前原さんと小池さんの戦略は失敗に終わったと見られています。 【前原誠司・前民進党代表】私はあの決断についてはまったく後悔していません。さまざまなボタンの掛け違えで、与党が3分の2の議席を獲
私は「1986年分水嶺説」を唱えている。今年31歳になる「86年生まれ」と、それ以下の「86年以降生まれ」には、実は大きな違いがある。 「86年以前世代」は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件、援助交際ブームなどを経験しており、「社会は5〜7年ごとにガラリと変わる」という感覚を持つ。 他方「86年以降世代」は「社会はこのままずっと続く」という感覚を持つ。彼らが思春期を迎える97年頃から、日本社会は「平成不況」が深刻化、以降の変化が乏しくなった。だから「どうせ何も変わらないのであれば、周りに合わせるしかない」という構えになりやすい。 世代はクリアカットに区切れないので、同じ傾向が30代前半から見られる。いずれにせよ先行世代は、若者の「劣化」を認識したほうがいい。具体的に説明しよう。 なぜ性体験のない若者が増えたか 「86年以降世代」は、物心がついたときからネットのコミュニケーションに依存する
孫正義と幹部たちのやりとりの中には、無意識のうちに、さまざまな心理学のテクニックが盛り込まれている。その「言葉力」の中身を、ひとつずつ紐解いてみよう。 口に出していると理想は現実化する 孫さんの話し方で特徴的なのは、ソフトバンク執行役員 青野史寛氏や同取締役常務 藤原和彦氏に対して使った「ビジョンコミュニケーション」と呼ばれる手法です。これは最近のビジネスシーンで、特にリーダー論の文脈でよく紹介されます。「ビジョンは抱いているだけでは伝わらない。部下や周囲に、口に出して伝えてはじめて意味を持つ」という考え方です。かつて「豆腐を一丁、二丁と数えるように、1兆、2兆の会社にする」と公言したのは、まさにそれでしょう。 元衆議院議員の嶋 聡氏を登用した理由も、そこにありそうです。政治家は国家の未来というビジョンを語る仕事ですから、「ビジョンコミュニケーション」の能力は長けている。つまり、腹心である
孫はプレゼンの冒頭で動画を効果的に活用している。例えば10年6月の「新30年ビジョン」の発表会では、孫がステージに現れる前、同ビジョンを策定していくプロセスがスクリーンに映し出された。 映像には、前年の株主総会における孫の「来年の株主総会で新30年ビジョンを発表する」という宣言からスタート。グループの新入社員から幹部までが熱心に議論を交わす様子が描かれていた。それを見ただけでも、このビジョンの重要性が伝わってきて、その後のプレゼンに期待が持てるはずだ。 その後、おもむろに孫が登場し、スポットライトに照らされる。壇上の孫は、会場に集まった株主、社員、一般招待客に語りかけるように話しはじめた。 映像で注意を引きつけておいて、自身が登場し、最初は小さな声で語りかける。これが孫流プレゼンのやり方だ。 その後、孫は「検討過程で、ソフトバンクグループの社員が次の30年ビジョンを考え、プレゼンを行いまし
ネイティブの取引先を激怒させてしまった……! よかれと思って取った行動や発言で、なぜ困惑や怒りを招くのか? 日本における英語教育の第一人者が正しい接し方を伝授する。 「サイン」ではネイティブには通じない 日本人がよかれと思って話している英語が、ネイティブにはうまく伝わっていないということがありますよね。 例えば、私がある会社を訪問したとき、受付の方に“Please sit down.”と言われ思わず“Oh, I'm sorry.”と答えてしまったことがあります。なぜ自分は謝ったのだろう……と考えると、これって学校の先生が生徒に「ウロウロしないで座りなさい」というときの表現なんですね。この場合は、“Please have a seat.”が正しい表現です。 エートゥゼット代表 デイビッド・セイン氏●日本で25年以上、英語・英会話教育を行い、累計350万部の著書を刊行。『日本人のちょっとヘンな
国庫に群がる亡国の民間企業たち 野田佳彦総理がついに大飯原発の再稼働を決意した。「国民の生活を守るために、大飯発電所3、4号機を再起動すべき」という総理の判断を私は圧倒的に支持する。狂ったメディアに踊らされず、この国のリーダーにふさわしい決断を下したことを評価したい。 脱原発と騒いでいた大阪市の橋下徹市長も少しは大人になったようだ。報じられることはないが、橋下の再稼働容認は大阪の中小企業の必死の陳情が実ったものだ。 これに対して常に「ボールは国側にある」「原発の安全性は国の責任」と言い続けて地元自治体のトップとしての責任から逃げ続けた福井県の西川一誠知事。原発への依存度が高い関西の事情を理解せず、再稼働に反対した後で容認に転じても「夏季限定」などとぐずぐず言って再稼働を遅らせる滋賀や京都の知事たち。目先の人気取りやマスコミ受けをよくするために、住民の生活を守るという地域のリーダーとしての最
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