炎上する君:西加奈子著のレビューです。 感想・あらすじ これもまた西加奈子! 映画化(2023年8月) キャスト 文庫本 炎上する君 作者:西 加奈子 発売日: 2010/04/29 メディア: 単行本 感想・あらすじ これもまた西加奈子! 「ん?これはまた…」 私が読んだ西加奈子さんの2冊の作品と、ちょっと様子が違うと数ページ読んで早くも感じた。 本書は短編8つ。どこまで読んでも、ほんわかしたムードの作品に辿りつかないので、 ちょっと戸惑うというか、私自身が何故か焦っていた。 ほんとんどの話がちょっとしたファンタジー調で不思議な雰囲気。内容をガッと掴めるものではなく、なんとなくフワフワしているんだけど、確実に心の中にくっきりスタンプを押されるような印象深い話ばかり。そしてやはり西さんです。不思議さに拍車をかけるように小技がちょこちょこ顔を出して来ます。 「私のお尻」では、意外な姿で「太宰