ニューヨークでは、みなの携帯電話を机の中央に置く、「電話の山」ゲームが流行っている。(Erin Baiano/The New York Times) セレブたちの傾向と対策 ヴァニティ・フェア誌ファッション部長のマイケル・カールは、友達や仲間と一緒に夕食に行くと決まって「電話の山」ゲームをする。一人ひとり、自分の携帯電話を出して、テーブルの真ん中に積んでおくのだ。うっかり食事中に画面を見た者は、全員の食事代を払わされる。 ラッキー誌のブランドン・ホリー前編集長は、仕事を終えて帰宅してもなかなかiPhoneを手放せない自分に困った。そこで半年前から、家に足を踏み入れた瞬間に、アンティークのミルク缶の中に放り込むことを習慣にした。そのまま夕食が終わるまで入れっぱなしにしておくという。 ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスは、枕元でケータイが鳴るのはごめんだと思った。そこで寝室内へのデジ