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ブックマーク / atomica.jaea.go.jp (1)

  • 放射線の確定的影響と確率的影響 (09-02-03-05) - ATOMICA -

    <概要> 放射線の健康影響は、放射線防護上、しきい値のある確定的影響の発生防止と、しきい値なしとした確率的影響の合理的な制限を達成するため、二つに大別される。確定的影響では、100mGy程度まで臨床症状が見られないが、線量が高い(1Gy程度以上になる)と、不妊、白内障、急性被ばくの嘔吐、脱毛などの身体的影響が考慮される。確率的影響では、100mSv程度以上で有意増加が確認されるヒト発がん(固形がんと白血病)と実験動物で有意増加が確認される遺伝的影響(先天異常)などが考慮される。自然放射線に加わる年間100mSv程度以下は「確率的影響がしきい値なく増加線量に比例する」というLNT仮説が、最新知見も考慮の上、採用されている。なお、胚・胎児の被ばくに伴う健康影響にも上記の分類が適用される。 <更新年月> 2008年01月 <文> 1.はじめに 放射線に被ばくすると、その線量に依存し、当人への「

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