イギリスのファッションデザイナー、デイム・ヴィヴィアン・ウェストウッドが29日、ロンドンで死去した。81歳だった。ウエストウッドさんのブランドがツイッターの公式アカウントで、ロンドン南部クラパムで「家族に囲まれて安らかに」亡くなったと発表した。 創作活動を共にした夫、アンドレアス・クロンターラーさんは、「ヴィヴィアンと心の中でずっと一緒だ。最後の最後まで一緒に作業していて、これからやるべきことをたくさん託してくれた」とコメントした。 ウェストウッドさんは1970年代に、当時は革新的だったパンクやニューウェーブのスタイルを発表し、議論を呼ぶと共に評価を確立した。その中性的なデザインやスローガンTシャツ、権威をものともしない反抗精神などが、ウェストウッド・ブランドの特徴となった。